プロミスを完済したら、次に考えることといえば解約ではないでしょうか。
「最近使ってなかったけど、契約したままだった…」という人もいるかもしれませんね。
そこでこのページでは、プロミスの解約方法・手順をどこよりもわかりやすく解説。
さらに、プロミスを解約するメリット・デメリットもじっくり紹介しています。
プロミスを解約したい人も、解約を迷っている人も、一読の価値アリです。
目次
プロミスを完済した=“解約した”ことにならない!
そもそもローン残高を完済したからといって、自動的にプロミスを解約できないので要注意。
「借金を全額返せば契約が切れる」というワケではありません。
カンタンにいうと、完済と解約の違いは「またすぐに借入れできるかどうか」です。
完済 | 借り入れた金額と利息を全て返済すること (契約は続いており、いつでも借入れOK) |
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解約(退会) | 業者との契約を完全に取り消すこと (契約が切れて、借り入れできなくなる) |
つまり、完済しただけでは「借り入れできる状態のまま=契約は続いている」ということ。
実際に解約手続きをしなければ、プロミスの契約は5年ごとに自動更新されてしまいます。
もし今後プロミスでお金を借りる予定がなければ、解約手続きをするのがオススメです。
「無利息残高(端数)まで一括返済」がプロミスの解約条件
見落としがちですが、プロミスを解約には無利息残高の完済が必須になります。
1,000円未満の端数のローン残高のこと。
原則として返済義務はありませんが、解約時には端数を含めた全額の完済が必須です。
プロミスから「返してください!」とは請求されないので、ローン残高が端数分残っていることを気づかない人も…。
ただ解約するには、この端数分を払って残高を完全に0円にしなければなりません。
「端数がいくら残っているか」は、PCやスマホ・アプリの会員ページから確認できます。
無利息残高(端数)を支払う方法
端数までキッチリ返済できる方法は以下のとおりです。
- 三井住友銀行内の提携ATM
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)
- インターネットバンキング
- 銀行振込
上記のうち「銀行振込」だけは手数料がかかるので注意してください。
なお1,000円単位しか取引できないATMでは、多めに返済してしまうこともあるかもしれません。
その場合はプロミスコール(0120-24-0365)に問い合わせれば、解約後に振込で返却してもらえます。
プロミスの解約方法2つ【手続きの流れ・メリット/デメリットも解説】
プロミスの解約方法は以下の2つです。
- プロミスコールに電話して解約
- 店頭窓口で解約
どちらも平日のみ、土日・祝日は解約手続きができないので注意してください。
ここからは2つの方法のメリット・デメリットを含めて、解約手順について解説していきます。
①電話で解約する
1番スムーズなのは、プロミスコールに電話して解約する方法。
- プロミスコール( 0120-24-0365)に電話
- 解約申込書が郵送で届く
- 解約申込書を返送・ローンカードを破棄
- 解約証明書が郵送で届く
- 解約完了!
解約手続きの受付け時間は、平日の9時~18時まで。
電話をかける前に、いずれかの方法で会員番号を控えておくと手続きがスムーズです。
- ネット上の会員ページで確認
- 手元のローンカードで確認
解約申込書が自宅に届いたら、記入して返送してください。
ローンカードはハサミで切った後、書類と一緒に返却または自宅で処分すればOKです。
電話解約のメリット・デメリット
- スマホから解約を申し込めて、来店の手間なし
- 必要なものはローンカードのみ
【電話解約のデメリット】
- 自宅に郵送が届くので、家族バレのリスクあり
- 書類やカードの返送が必須で、解約するまで数日かかる
電話で解約する最大のメリットは、スマホからスグに解約を申し込めること。
平日の日中が忙しい人も、昼休みなどのスキマ時間で手続きできます。
さらに免許証など別の書類なしで、解約の申し込みOKです。
ただし解約申込書・解約証明書は自宅に郵送されます。
家族にナイショで借りている・バレたくないという人は注意してください。
また郵送が必須なので、解約が受理されるまで数日かかると覚えておきましょう。
②店舗(店頭窓口)で解約する
店舗が近いなら、店頭窓口での解約もアリ。
- お客様サービスプラザへ行く
- 解約申込書を受け取る
- 記入して本人確認書類・ローンカードとともに提出
- 解約証明書を受け取る
- 解約完了!
来店後は、スタッフの指示にしたがって手続きしていけばOKです。
なお窓口解約では、以下の持ち物が必須なので持参しましょう。
- ローンカード
※カード発行していない場合はなしでOK - 本人確認書類
(運転免許証・パスポートなど) - 印鑑
解約手続きの受付け時間は、平日の10時~18時まで。
ただし店舗によって営業時間は変わるので、店舗一覧で確認しておくのがベターです。
窓口解約のメリット・デメリット
【窓口解約のメリット】
- 自宅への郵送物なしでスグに解約できる
- 端数残高をその場で精算できる
【窓口解約のデメリット】
- ローンカード以外の書類を持参しなければならない
- 営業時間中に来店する必要がある
窓口解約は、自宅への郵送物なしで解約手続きが進められるのが最大のメリット。
その場で解約後に発行される書類もその場で受取れるので、家族バレ対策はバッチリです。
ただ当然ながら、プロミスに来店する手間がかかるのがネック。
さらにローンカード以外にも、本人確認書類の持参が必須なので注意してください。
プロミスを解約するメリット・デメリット5つ
「完済したものの、プロミスを解約するか迷っている…」という人も中にはいるでしょう。
基本的には、完済したカードローンは解約しておくのがオススメです。
ただ、当然ながら解約にも良い面・悪い面があるのはたしか。
ここでは、プロミスを解約するメリット・デメリットを5つのポイントで解説していきます。
「自分は解約した方がいいのか・しない方がいいのか」を見極めましょう。
【プロミスを解約するメリット3つ】
- 解約証明書で完済したことが証明できる
- 信用情報がクリアになる
- これ以上借りないと自分に約束できる
【プロミスを解約するデメリット2つ】
- 再契約には審査の受け直しが必要
- 貯めたプロミスポイントが失効する
(参考:カードローンの解約について徹底まとめ!完済したら契約を解消するべし)
【メリット①】「解約証明書」で完済したことが証明できる
プロミスを解約すると、その証拠として「解約証明書」を発行できます。
解約証明書とは、その名の通り「カードローンの解約を証明する書類」のこと。
発行しておくと、利用実績として今後のローン審査で有利になりやすいです。
特に住宅ローンやオートローンに申し込むと、提出が必須になることもあります。
借りる金額が大きいほど、収入と返済能力を慎重に判断しなければなりません。
解約証明書から他社ローンを組んでないことがわかれば、「余裕を持って返済できそう」と評価してもらえるんですね。
ただ解約証明書は、解約時に自分から申し出て発行してもらう必要があるので注意してください。
解約証明書の発行・受取り方法
解約証明書がもらえるタイミングは、解約方法によって変わります。
- 電話解約の場合→後日、自宅へ郵送
- 窓口解約の場合→その場でもらえる
家に書類が届くと困る人や解約証明書が急ぎでほしい人は、窓口解約を選んでください。
また解約後5年以内なら後から発行できるものの、解約時に受取っておくのがスマートです。
【メリット②】信用情報がクリアになって新しく借りられる金額が増える
解約すると信用情報がクリアになり、新しく借りられる金額が増える可能性が高いです。
ローンやクレジットカードの申込みや返済といった、利用履歴全般のこと。
「どのカードローンで、いくらの限度額で契約しているのか」も記録されています。
カードローン審査では信用情報を通して、申込み時点の他社借入状況をチェックしています。
たとえ完済してローン残高が0円でも、記録される借り入れ金額は限度額の上限。
つまり解約しないままでいると、その分借りられる金額が少なくなりかねません。
【例:限度額50万円でプロミスを契約している場合】
年収300万円で借りられる金額:100万円(=年収の1/3)
■解約した場合
100万円-0円=100万円まで新規借り入れOK
■解約しない場合
100万円-50万円=50万円しか新規借り入れできない
特に消費者金融カードローンは、年収の3分の1までしか借りられないので注意してください。
(参考:カードローンの総量規制をあなたの脳みそに叩き込みます。)
また他社借入は少ないほど審査で有利になるので、新しくローンに申し込むなら解約しておくのがオススメです。
【メリット③】ムダな借金を重ねる心配がなくなる
解約すると追加借り入れができなくなる分、ムダな借金をしないで済むのもメリットです。
先述の通り、プロミスを完済しただけでは”いつでも借りられる状態のまま”。
金欠になると、「また借りてしまおうか…」と安易な気持ちで利用しがちです。
しかし解約して借りられない状況にしておけば、後先考えずに借金を重ねる心配はありません。
借金と完全におさらばする決意を固めるなら、解約しておくのがベストでしょう。
【デメリット①】再契約には審査の受け直しが必要
解約後にプロミスで借り入れる場合は、再審査を受け直さなければならないのがネック。
プロミスを再契約すること自体は可能ですが、必ずしも再審査に通るとは限りません。
また契約中に設定されていた金利や利用限度額も、再審査後に再設定されます。
たとえば「以前は低金利で利用していても、再契約後は上限金利になってしまう」のもありえるということです。
解約する前に、「近々お金が必要になる予定がないか」を確認しておくようにしましょう。
※プロミス解約後に申し込むなら、J.Score(ジェイスコア)がオススメ!
- 金利年12.0%以下で利息を安く抑えられる
- 最短即日融資に対応
- 申し込み~借り入れ/返済までスマホ1台で管理できる
- 「AIスコア診断」でムダな審査落ちを回避
- 毎月の最低返済額は2,000円~でOK
上記のように「もう1度借りる」にふさわしいメリットが目白押しです。
新しく申し込むなら、今スグおトクに借りられるJ.Score(ジェイスコア)「AIスコア・レンディング」を検討してみてください。
【デメリット②】貯めたプロミスポイントが失効する
当然ながら、解約すると契約中に貯めたプロミスポイントがゼロになってしまいます。
プロミス会員はポイント数に応じて、ATM手数料無料や無利息サービスなど優待が受けられます。
たくさん所有している人は失効して後悔しないよう、残ポイントを確認してからの解約をオススメします。
再契約してもポイントは引き継がれないので注意してください。
まだまだ知りたい!プロミスの解約Q&A
ここまで読んでプロミスの解約でギモンが残る人は、下記も参考にしてください。
【プロミスの解約に関するQ&A】
- 本人以外でもプロミスの解約手続きはできる?
- ローンカードなしでも解約できる?
Q1.本人以外でもプロミスの解約手続きはできる?
A.基本的に、契約者本人以外による解約手続きはできません。
Q2.カード無しでも解約できるの?
A.カード無しでも解約できます。ただし紛失した場合は利用停止にしておきましょう。
プロミスの解約方法は電話・店頭窓口の2通り。
それぞれ手続きの流れや必要になるものが異なるので、確認しておきましょう。
■電話で解約する場合
- 会員番号を控えておく
- 自宅に郵送される解約申込書を記入・返送する
- ローンカードは自宅で破棄または返却する
■店頭窓口で解約する場合
- 会員番号を控えておく
- 本人確認書類・印鑑を持参する
- ローンカードがある場合は返却する
基本的には、プロミスを完済したら解約しておくのがオススメ。
特に新しくローンを組もうと考えている人は、解約証明書を発行しておくと審査で有利になります。
もちろん、ムダな借金を重ねないための対策にも最適です。
解約のメリット・デメリットをきちんと把握して、自分に最適な状況を見極めてくださいね。