お金が必要になるケースは人それぞれ。特に冠婚葬祭などではまとまったお金が必要になりますよね。
- 結婚
- 葬式
- 旅行や娯楽費
ここからは、上記のようなケースでお金がない場合の対処法を紹介していきます。
結婚のお金がなくても、1万円で挙式できる!?
結婚自体は、婚約届を出すだけなのでお金がかかりませんが、問題は結婚式・披露宴ですよね。
「お金がない」という理由で披露宴を挙げないというカップルも増えているようです。
ただ結婚式は一生忘れられないライフイベント。「結婚式を挙げなくて後悔している」という声もよく聞きます。
そして何より、実は結婚式には数百万円の費用が掛かるというのは古い常識になっているのです。
挙式をあきらめる前に、挙式費用を安く抑える方法と、足りない予算をまかなう方法をしっておきましょう。
ご祝儀だけで式代をまかなえる!?トレンドはネット申込!
もともと結婚式の相談といえば、街中のブライダルプランナーのお店で行うのが鉄板でした。
しかし最近はネットから式場やプランを選ぶのが流行っています。
結婚を考えている方なら、スマ婚や楽婚なびといったサービスを聞いたことがあるのではないでしょうか。
このようなWeb業者の参入で価格競争が激しくなっており、「自己資金の1万円+ご祝儀だけで挙式できます」というプランまで出てきています。
もちろん希望すれば詳しいプランナーに相談したり、オプションを追加したりということも。
気軽に見積もりだけでも、出してもらってみてはいかがでしょうか。
どうしても予算は削りたくない!そんなあなたはブライダル専用ローンも選択肢に。
「ブライダルローン」という言葉にはなじみのない方も多いかもしれません。
しかし最近、じわじわと人気が高まっています。
ブライダルローンはその名の通り、結婚にまつわるお金を貸してくれるローン。
挙式以外でも結婚指輪の購入費用や新婚旅行の旅費に充てることが可能です。
その特徴はなんといっても金利が低いということ。
もちろん会社によって異なりますが、3~5%程度の金利で貸付してくれる業者も多くあります。
たとえ一時的に100万円借りたとしても、一年間にかかる利息は数万円程度。
そのため急な出費をしのぐには、ピッタリでしょう。
意外に高額。葬式のお金がないときは
日本消費者協会の葬式にかかる費用の全国平均で236万円だそうです。
想像していたよりずっと高かった、と感じられた方も多いのではないでしょうか。
さらにお通夜や相続税などでお金がかかってしまう方もいるので、人によってはかなりのお金が必要になってしまいます。
もちろん葬式費用は生活費や娯楽費とは違い、「安ければそれでいい!」というものではありませんよね。
ただそれでも予算的に苦しいという方のために、少しでも葬式費用を安く抑えるための、以下で挙げる節約方法を詳しく紹介していくので、ご参考にしてください。
葬式費用を抑えるための方法3選
- 役所から葬祭費・埋葬料を受け取る
- 市民葬を行う
- 見積もりを比較する
意外と知らない!?葬式費用は、役所も払ってくれます。
健康保険に加入している方がなくなった場合、その家族は役所から葬祭費や埋葬料を受け取ることができます。
葬祭費と埋葬費は別になっており、葬祭費は最大で7万円、埋葬日は一律で5万円となっているケースが多いようです。
葬祭費や埋葬費の受け取り方法や金額は地方自治体によって異なることもあるので、詳しくは役所に問い合わせてみてください。
「市民葬」にすれば、葬儀費用は20万円程度になることも
市民葬とは、自治体が葬儀社といっしょになって開いてくれる葬式のことです。
自治体に頼んで葬式を開くことで、葬儀社に直接頼んだときよりも葬式にかかる費用を大きく減らすことができます(安くて20万円前後)。
もちろん費用が安くなる分、飾れる花が少なくなったりとできることに制限があることも。
ただ上で紹介した葬祭費や埋葬費の受け取りと組み合わせると、葬式代はかなり低くなります。
市民葬の開き方としては、自治体に死亡届を出すときに、「市民葬をお願いしたい」と伝えればOKです。
自治体によっては市民葬をやっていないところもありますが、安く葬儀を行える業者やコツを教えてくれることもあるので、相談してみるに越したことはないでしょう。
葬儀費用の見積もりを比較することが大事!
市民葬は利用しないという方でも、葬儀費用は業者によってかなりバラつきがあるということをしっかり押さえておきましょう。
中身は一緒なのに、費用は数十万円違うということもザラにあります。中には葬儀前の依頼者に心の余裕がないことをいいことに、法外な料金を請求する業者もあるようです。
余計なお金を支払わないためにも、事前に葬儀費用の見積もりを比較するのがおすすめです。
ネットで「葬儀費用 比較」と検索すれば比較サイトを参照できるので、希望する条件を打ち込んで料金をチェックしてみましょう。
そこで注意しなければならないのが「追加費用がかからないか、かかるとすればどれくらいか」という点です。
葬儀ではいろいろなオプションなどを提案されることが多く、業者の言うとおりにしていたら数百万円のお金がかかっていたということもよくあります。
そのようなことを避けるためにも、事前に電話でしつこいほどに確認をしておくようにしてください。
旅行や娯楽・趣味のためのお金がないなら?
旅行や趣味であっても、すぐに借入できて無利息サービスのあるアイフルなどのカードローンがおすすめできますが、できるだけお金を借りたくないという方も多いでしょう。
そこで以下では、お金を借りる以外の娯楽費を調達する方法を紹介していきます。
身の回りの売れるものを探してみよう!
「自分の持っているものを売る」と聞くと、ブランドのバッグや書籍、未使用の商品などを想像される方も多いでしょう。
もちろんそのようなものを売るのがベストですが、わざわざ書くまでもありませんね。ですので、ここからは「こんなものでもいいんだ!」という発見があるようなものを紹介していきます。
- 使用済みの香水(半分以上残っていればOKだそう)
- 故障した電化製品(ケータイや家電など、部品などに価値がある)
- 使わなくなったエクササイズ用品
- 昔の硬貨や紙幣
- 昔のカタログ
- 街で配られた号外の新聞紙
- コケや流木、松ぼっくりなど都会で手に入りづらいもの
世の中には様々なコレクターがいるので、「押し入れにしまっていた昔の○○がオークションで高く売れた!」ということもよくあるようです。
お金がないけど売るものがない!という方も、もう一度「手に入りやすいかどうか」という視点で自宅にあるものを探してみてください。
時間がある方は、日払い・週払いのバイトを!
仕事をして稼ぐ余裕があるという方であれば、日払いや週払いを認めてくれるアルバイトをするとよいでしょう。
体力に自信があり、とにかくたくさん稼ぎたい!という方には、高ければ日給2万円を超える引っ越しや資材運びのアルバイトがおすすめです。
逆に力仕事よりもマイペースにコツコツ稼ぎたいという方は、交通量調査や試験監督、工場内での軽作業などのアルバイトをすると良いかもしれません。
目次
「今すぐ即金で手にする必要がある!」そんなあなたへ。
まずは「とにかくもう、今お金が必要!」という方に向けた対処法を、以下の2パターンに分けて解説していきます。
- 財布をなくしてお金がない
- 給料日前にお金がない
財布を無くしてお金がない
最もすぐにお金を確保する必要性に迫られているのは、財布を無くしてしまった方でしょう。
特になくした財布の中に現金だけでなくクレジットカードや身分証も入っていたので、金融機関からもお金を借りれないという状況になったらマズいですよね。
そのような方が今すぐにでも実践できるお金をゲットできる方法を挙げると、以下のようなものがあります。
- 交番・警察署で借りる
- 駅でお金を借りる
- タクシーで事情を話し、自宅まで送ってもらう
財布がなくて何もできないという方は、このようなところでお金を借りて自宅に帰ったり電話代を確保したりすると良いでしょう。
手っ取り早くお金を調達する方法としては、身近な人からお金を借りるのが一番です。
ただ近くに貸してくれるような人がいないこともあるでしょう。
また貸してくれた人との関係が悪くなる可能性もあるので、あまりオススメはしません。
よく聞く「交番でお金を借りる」という事は本当に可能!
財布をなくしたなど、本当に困った状況なら交番からお金を借りることは可能です。借入できる金額は、原則として1000円までとなっています(よほどの事情があれば、1000円以上を貸してくれることもあるそうです)。
確かに少額ではありますが、「家に帰るお金がない」というほど困っている人には助かりますよね。
交番でお金を借りる手順
最寄りの交番に行き、事情を話してお金を貸してほしいということを伝えましょう。(もちろんその時に氏名や住所、電話番号などの個人情報を伝える必要があります。)
なにも「交番」だけではなくとも、警察署や地域安全センターなど、警察官がいるところであればどこでもOKです。
極端な話、歩いていたりパトカーに乗っていたりするパトロール中の警察官に声をかけてもお金を貸してくれます。
お金がなんとかなったら、必ず返済しに行きましょう。
警視庁のホームページを見ても、返済からバックれたら何が起きるかは書いてありませんでした。ただ相手が警察なのを考えると、あまりにリスキーです。
駅でお金を借りる
交番でお金を借りるというのも一つの手段ですが、場合によっては駅でお金を借りることもできます。
実際に問い合わせたところ、多くの鉄道会社が「どうしても必要ということであれば、電車賃を貸す」と回答してくれました。
ただ駅でお金を借りるなら、できるだけ家族や知人に協力をお願いするようにしましょう。下で挙げるような協力を得られれば、駅で借入できる可能性がアップします。
- 電車に乗る前に目的地の駅で料金を先払いしてもらう
- 目的地で待っていてもらい、到着したときにお金を出してもらう
もし協力を得るのが難しい場合は、最低でもその日のうちにお金を準備して返すということを約束するようにしてください。
その日のうちに返済するのが難しければ、「交番で借りてください」などと言われ、断られてしまうことが多くなってしまいます。
「駅でお金を借りる」というのは、あくまでも鉄道会社の親切によるもので、当たり前のことではありません。
お願いをするときは高圧的な態度をとらないということ、そして返すときはしっかりとお礼を言うことを忘れないようにしましょう。
タクシーで相談すれば、手持ちゼロで乗せてくれることも
「家に帰りさえすればお金はあるけど、家に帰るお金がない」という方におすすめなのが、タクシーの利用です。
タクシーを止めて、「今は手持ちはないが家にお金があるので、自宅まで乗せてくれないか」と相談すれば、快く乗せてくれるタクシーもあります。
ただし絶対にNGなのが、お金がないことを黙ってタクシーに乗り込むことです。
もしそのようなことをしてしまうと、運転手によっては警察署まで連れていかれるなど、トラブルのもとになってしまいます。
タクシーを利用するなら、必ず事前に相談して了承を得てからにしましょう。
もし海外で財布をなくしてしまったら、交番などに行っても相手にしてもらえないでしょう。
そんなときは、以下のような選択肢があります。
- 日本大使館に行く
- 日本の知人や親族にパスポート送金してもらう
大使館で正直にお金がないことを相談すれば、帰国するためのお金を貸してくれることもあるようです。
またクレジットカードなどもなく送金してもらうのが難しい方は、パスポート送金もオススメ。その名の通り、パスポートがあれば送金を受けることができます。
パスポート送金の方法は各国によって違いますので、大使館や銀行で問い合わせてみてください。
給料日前に生活費・お金がない
給料日前にどうしても、まとまったお金が必要という方がとるべき手段としては、以下の2通りがあります。
- 役所でお金を借りる
- カードローンからお金を借りる
デメリットを受け入れられるなら、役所から借入を!
1番の理想は、役所からお金を借りるという手段です。どの自治体であっても、「緊急小口資金」という一時的にお金に困っている人に、MAXで10万円のお金を貸してくれる制度があります。
役所からお金を借りる最大のメリットは、利息がかからないというところです。また役所ならどこよりも安心して借入のお願いができますよね。
ただ役所からお金を借りることには、以下のようなデメリットもあります。
- 審査が厳しく、最速でも5営業日かかってしまう
- 所得の制限がある
国民の税金からお金を借りるということもあって、審査はかなり慎重に行われるので、「今すぐにお金をGetしたい」というニーズには応えられません。借りるお金の利用用途などもかなり詳しく説明しなければならないようです。
また貸し付けの対象が「低所得世帯」となっており、以下の収入を超えると借入はできません。
世帯の人数 | 月収 |
---|---|
1人 | 19万1,000円 |
2人 | 27万2,000円 |
3人 | 33万5,000円 |
4人 | 38万6,000円 |
5人 | 42万6,000円 |
いつもお金がない生活をなんとかしたいあなたへ。
お金がない主婦や60歳以上の方は、空いた時間で気軽に稼ごう!
普段仕事についておらず、収入に困っている主婦の方や退職された方は、自宅でスキマ時間に収入を得ましょう。
自宅にいながらにしてお金がない生活を抜け出すのにおすすめなのが以下の3つです。
- ポイントサイトに登録する
- アンケートモニターになる
- クラウドソーシングで仕事をする
なお専業主婦の人は、銀行系カードローンと配偶者貸付制度のある消費者金融なら利用できます。
関連記事②:朗報!専業主婦は銀行カードローンなら審査に通るらしい!
関連記事③:収入なしの専業主婦・専業主夫に朗報!「配偶者貸付」ならカードローンで借入れできる!
ポイントサイトやアンケートモニターは気軽さがウリ!
難しいことなしで気軽にお金を稼ぎたいということであれば、ポイントサイトやアンケートサイトに登録するのがおすすめ。
登録するだけでポイントをもらえたり、簡単なアンケートに答えるだけでお金をもらえたりと、とにかく簡単さがウリです。
ネット上で詳しい比較サイトなどもたくさんあるので、興味のある方は検索してみてください。
好きなことや経験を活かしたいなら、クラウドソーシング!
最近何かと話題になっているクラウドソーシング。簡単に言うと、ネット上で個人が仕事を受注できるシステムです。
受注できる仕事としては、以下のようなものがあります。
- Webライティング
- Webデザイン
- イラスト
- プログラミング
- データ収集・処理
- 電話対応・テレアポ
自分の経験を活かしたい方や、得意なこと・好きなことを仕事にしてみたい方にはやりがいがあっておすすめです。
逆に気楽にマイペースに稼いでいきたいという方にとっては、納期などもあるので、おすすめはできません。
ラウドソーシングのサイト(ランサーズやクラウドワークスなど)仕事一覧を見たうえで、やりたいもの、またはやってみたいものがあればチャレンジしてみると良いでしょう。
「固定費」を減らすのもGood!
固定費とは、毎月どのような生活を送ろうと必ずかかるお金のことです。
いつもは「当たり前のもの」として支払っているので、固定費の見直しをする機会も少ないかもしれません。
固定費の中でも特に高いお金がかかってしまう以下のものが、「四大固定費」と言われています。
- 家賃
- 住宅(マイカー)ローン
- 保険
- 通信費
家賃に関しては、こちらからどうこう言えることではありませんね。
もちろん安いところに引っ越すのが節約をしていくうえで理想ではありますが、「お金がないから引っ越そう」と気軽にできるものではありません。
住宅ローン・マイカーローンは相場を確認!
住宅や自動車のローンは今の金利を見直してみてください。マイナス金利の影響によって、現在の相場は以下のように低くなっています。
ローン | 金利の相場(目安) |
---|---|
住宅ローン | 0.5%前後 |
マイカーローン | 2~3%前後 |
もしここで挙げた金利よりも高めに支払っている場合は、他のローンに借り換えを検討しましょう。
保険の見直しで年間数万円の節約も!
「万が一の時に備えて、保険料はしっかり払っておこう」というのは大事な心掛けですが、実は多めに払いすぎている方が多いのも事実。
保険料を見直してみたら「基本料が高すぎた」「全然いらないオプションに加入していた」ということが発覚するのはよくある話です。
保険料の見直しはネットからでもできますし、最近では「ほけんの窓口」といった店舗型の窓口もあるので、ぜひ一度見直してみてください。
通信費の節約は「整理整頓」と「格安」がキーワード!
携帯やインターネット・固定電話代などの通信費は、月々数万円かかっている方も多くいます。
まずは「どこにいくらかかっているのか」をはっきりさせるようにしましょう。実は全く使っていない回線にお金を払っているかもしれません。
また最近では格安スマホという月々2000円前後で利用できるスマホも登場しています。格安スマホを利用するデメリットといっても、以下のようなものしかありません。
- iPhoneなどの人気機種が使えない
- 高速インターネット回線をたくさん使えない
逆にスマホの機種にこだわりがなかったり、毎月たくさんのデータ通信をしなかったりという方は、迷わず格安スマホをえらぶべきといえるでしょう。
【番外編】マグロ漁船?治験?お金がないときの最終手段を検証
マグロ漁船の応募はホントにあった!年収1,000万円のウワサを検証!
「マグロ漁船に乗せるぞ!」とヤクザが恫喝しているシーン、映画やドラマで一度は見たことがあるのではないでしょうか。また「マグロ漁船に一年間乗ったら1000万円稼げる」というウワサもよく聞きますよね。
実はマグロ漁船の求人自体は本当にあります。マグロ船求人.comという、マグロ漁船の乗組員専用の求人サイトがあるほどです。
ただ、マグロ漁船に1年間乗れば1000万円稼げるというのは昔の話のようです。
前述のマグロ船.comによると、今では1年間乗っても新人クラスだと400万円前後の収入が相場とのこと。
労働環境も相当過酷なようなので「男の腕一本で一攫千金」を夢見るのは現実的ではないでしょう。
よく聞く治験のアルバイトも実在!気になる内容・給料は?
こちらも強くはおすすめできませんが、治験(新しい治療や薬の実験台になる)のアルバイトも、実際にあります。
治験ネットという実際に治験を募集している専用のサイトもあるほどです。
しっかりと医師の監修のもと治験が行われているようですが、過去に治験による事故も起きたことも。
治験のアルバイト中も生活がかなり厳しく管理されるようです。
高ければ1週間で20万円程度もらえるものもあるようですが、健康リスクや過酷さを考えると、コツコツと働いた方が近道かもしれません。