本記事では消費者金融アコムの”返済”に関する知識をすべてまとめています。
- アコムの最低返済額
- アコムの返済方法
- アコムの返済期日
- アコムの任意返済
アコムで借り入れした後に困らないよう、本記事を参考に計画的な返済をしましょう。
目次
アコムの最低返済額は3,000円からでOK
「返済期日」で変わってくる、アコムの最低返済額は以下の通り。
借入残高 | 「35日ごと」の 返済期間ごとの 最低返済額 |
「毎月1回払い」の 返済期間ごとの 最低返済額 |
---|---|---|
10万円 | 1年以内:11,000円 2年以内:6,000円 3年以内:5,000円 4年以内:4,000円 5年以内:3,000円 |
1年以内:10,000円 2年以内:5,000円 3年以内:4,000円 4年以内:3,000円 5年以内:3,000円 |
20万円 | 1年以内:22,000円 2年以内:12,000円 3年以内:9,000円 4年以内:7,000円 5年以内:6,000円 |
1年以内:19,000円 2年以内:10,000円 3年以内:8,000円 4年以内:6,000円 5年以内:6,000円 |
30万円 | 1年以内:33,000円 2年以内:18,000円 3年以内:13,000円 4年以内:11,000円 5年以内:9,000円 |
1年以内:28,000円 2年以内:15,000円 3年以内:11,000円 4年以内:9,000円 5年以内:8,000円 |
40万円 | 1年以内:44,000円 2年以内:24,000円 3年以内:17,000円 4年以内:14,000円 5年以内:12,000円 |
1年以内:37,000円 2年以内:20,000円 3年以内:15,000円 4年以内:12,000円 5年以内:11,000円 |
50万円 | 1年以内:55,000円 2年以内:30,000円 3年以内:21,000円 4年以内:18,000円 5年以内:15,000円 |
1年以内:46,000円 2年以内:25,000円 3年以内:19,000円 4年以内:15,000円 5年以内:13,000円 |
※金利が年18.0%の場合
アコムの最低返済額は3,000円からでOKです。
ただし利用限度額が30万円以下の場合は、返済期間は3年以内になります。
- 35日ごと・・・最低返済額は5,000円
- 毎月1回払い・・・最低返済額は4,000円
利用限度額が30万円以下でも30万円超でも、毎月の負担は重くありません。
返済金額を知りたいときは「会員サービス」のマイページから確認しましょう。
アコムの返済方式は「定率リボルビング方式」
定率リボルビング方式とは、借入残高の「一定の割合」以上を返済額とすること。
この返済方式は消費者金融・銀行カードローン問わず、採用するところは少ないです。
「一定の割合」は、契約時の利用限度額で決まるので個人差があります。
利用限度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超100万円以下の場合 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入金額の3.0%以上 借入金額の2.5%以上 借入金額の2.0%以上 借入金額の1.5%以上 |
契約した多くの人は、最初の利用限度額は30万円以下になるはずです。
例として借入残高20万円の最低返済額を見てみましょう。
=8,400円(最低返済額)
1,000円未満は切り上げとなり9,000円になるので、9,000円以上の返済が必要になります。
上のボタンから公式サイトへすすみ、申し込み手続きをしましょう。
申込から最短30分で審査結果を受け取れます。
アコムの返済方法は「インターネット返済」がおすすめ
選択肢が豊富なアコムの返済方法は以下の通り。
返済方法 | 手数料 | 返済可能時間 |
---|---|---|
①インターネット返済 | 無料 | 24時間 (土日祝日OK) |
②口座振替 (自動引き落とし) |
無料 | 毎月6日 |
③アコムATM | 無料 | 24時間 (土日祝日OK) |
④店頭窓口 | 無料 | 平日 9:30~18:00 |
⑤提携ATM | 有料 | コンビニATM なら24時間 (土日祝日OK) |
⑥銀行振込 | 有料 | 金融機関ごとの 営業時間 |
口座振替は約定返済(毎月の決まった返済)にしか利用できません。
それ以外は約定返済・任意返済(追加の返済)どちらにも利用できます。
返済にはなるべく手数料をかけないのが、アコムをかしこく利用するコツです。
返済方法①:インターネット返済
インターネット返済とは、アコムの会員サービスから返済すること。
- 24時間いつでも返済OK
- 土日祝日も返済できる
- 振込手数料0円
- 自宅・出先どこからでも返済OK
メリットをほぼ網羅しているので、迷ったらインターネット返済1択です。
任意返済を活用するときも、なるべくインターネット返済を利用しましょう。
アコムでインターネット返済をする流れは以下の通り。
アコムでの手続き | ①会員サービスにログイン ②「インターネットでのご返済」をクリック ③返済金額など必要な情報を入力 |
---|---|
金融機関での手続き | ①金融機関の選択をしてログイン ②決済口座を選択して返済実行 |
金融機関で「インターネットバンキング」の事前契約が必要です。
返済方法②:口座振替(自動引き落とし)
口座振替を選択すると、毎月6日が自動引き落とし日(締日は前月20日)。
(6日が土日祝日・年末年始の場合は翌営業日)
返済日を忘れっぽいと思う人は、自動で返済される口座振替を選びましょう。
ただし最初に口座振替を選ぶと、30日間金利0円サービスは利用できません。
口座振替を選択したいなら、無利息期間終了後に返済方法を変更するのがおすすめです。
自動引き落としの後に、通帳に記載される名義は以下の通り。
- ゆうちょ銀行・・・「SMBC自払」
- ゆうちょ銀行・・・「SMBC(ACサービス)」
配偶者などが見ても、アコムの利用が一見してわからないようになっています。
また残高が反映されるのは、口座振替から4営業日目なので把握しておきましょう。
返済方法③:アコムATM
24時間いつでも無料で、アコムATMから返済できます。
アコムATMを利用した返済の流れは以下の通り。
- ローンカードをATMに入れる
- 4ケタの暗証番号を入力する
- 用件のボタン「<ご返済>」を押下する
- 現金をそろえて投入口に入れて「読取」ボタンを押下する
- 画面に表示された金額でいいなら「確認」ボタンを押下する
- 利用明細書とローンカードを受け取る
アコムATMへの返済を希望する人は、まずはお近くの店舗を探しましょう。
返済方法④:店頭窓口
アコムの有人店舗は、手数料をかけずに返済できます。
ただし平日9:30~18:00のみで、土日祝日は返済できないので注意しましょう。
またアコムの有人店舗は、全国に22店舗しかありません。
店頭窓口の返済は、できる人が限られているのが実情です。
返済方法⑤:提携ATM
ローンカードを利用して、全国の提携ATMからも返済OKです。
ただし提携ATMを利用した返済は、手数料がかかってしまいます。
(1万円以下の取引・・・110円・1万円超の取引・・・220円)
提携ATMを利用した返済の流れは以下の通り。
- ローンカードをATMに入れる
- メニューから「ご入金(返済)」を選択する
- 4ケタの暗証番号を入力する
- 入金する口座を選択する
- 紙幣を入れる
- 入金内訳に問題がなければ「確認」ボタンを押下する
- 利用明細書とローンカードを受け取る
毎週月曜日の午前1:00〜5:00の間は、定期点検のために利用できません。
その他にも提携ATMごとの、メンテナンスによるサービス停止時間に注意しましょう。
アコムの返済に利用できる、提携ATMの例は以下の通り。
- 三菱UFJ銀行ATM
- セブン銀行ATM
- イーネット
- ローソンATM
- ゼロバンクATM
- イオン銀行ATM
- 東京スター銀行ATM
- クレディセゾンATM
この他に地方銀行のATMが使える場合があります。
返済方法⑥:銀行振込
銀行振込も手数料が有料で、時間も限られているのであまりおすすめできません。
それでも銀行振込をしたい人は、まずは振込先の口座番号を確認しましょう。
- 会員サービスの「返済時の振込入金口座照会」を確認
- アコム総合カードローンデスクまで問い合わせて確認
(TEL:0120-629-215・平日9:00~18:00)
振込先の口座番号は利用者によって異なるので、把握しておいてください。
アコムの返済期日は「35日ごと」か「毎月指定期日」
アコムの返済期日は「35日ごと」か「毎月指定期日」の2つ。
返済期日 | 内容 | 30日間金利0円 サービス |
---|---|---|
①35日ごと | 前回返済日の 翌日から35日目が 返済日となる |
対象 |
②毎月指定期日 | 利用者自身が 指定した返済日に 毎月返済する |
対象 |
先述した通り、返済方法を口座振替にした場合は「毎月6日」が返済日です。
アコムの返済期日の変更方法は以下の通り。
変更方法 | 受付時間 |
---|---|
①店頭窓口 | 平日 9:30~18:00 |
②自動契約機 (むじんくん) |
年中無休 9:00~21:00 (※年末年始除く) |
③アコム総合 カードローンデスク |
平日 9:00~18:00 |
返済期日の変更には、当日までの利息を清算が必要なので把握しておきましょう。
返済期日①:35日ごと
「35日ごと」は、前回の返済日の翌日から35日後が返済日になります。
最初の返済期日は、初回借り入れの翌日から35日後です。
- 初回借り入れ:4月1日
- 追加借り入れ:4月10日
- 実際の第1回返済日:4月28日
- 第1回返済期日:5月6日
(初回借り入れの翌日から35日後) - 追加借り入れ:5月9日
- 第2回返済期日:6月2日
(実際の第1回返済日の翌日から35日後)
35日後を待たずに途中で返済すると、その日の翌日が新たな「35日ごと」の起算日。
ただし追加で借り入れても、返済期日が延長することはありません。
返済期日②:毎月指定期日
・返済日を給料日に合わせられる
・35日より多く返済期間を空けられる
「毎月指定期日」は、利用者が指定した日が毎月の返済日になります。
(土日祝日にあたる場合は翌営業日が返済期日)
返済日を給料日の直後に設定したい場合などは、こちらを選択しましょう。
- 初回借り入れ:4月1日
- 実際の第1回返済日:4月14日
(第1回返済期日の返済とはみなされない) - 実際の第2回返済日:4月28日
(第1回返済期日の返済とみなされる) - 第1回返済期日:4月30日
返済期日に対する返済とみなされるには、返済期日14日以内の返済が必須です。
例では14日の入金は約定返済とみなされず、28日の入金は約定返済とみなされます。
(14日は返済期日から16日前であるため)
また「毎月指定期日」の返済でも、追加借り入れで返済期日は延長されません。
35日ごと返済よりも返済までの期間を空ける方法は以下の通り。
- 当月の返済期日から14日前に約定返済
- 翌月の返済期日当日に返済
「30日」が返済期日の場合を見てみましょう。
⇨ 返済期間が44日空く
返済まで期間を36日以上空けたい人は、毎月期日指定での返済がおすすめです。
以上の方法は2ヶ月に1度しか使えないので注意してください。
上のボタンから公式サイトへすすみ、申し込み手続きをしましょう。
申込から最短30分で審査結果を受け取れます。
アコムは任意返済の活用でおトクに完済しよう
アコムで任意返済を活用すると、最終的な利息がおトクになります。
最低返済額だけで返済した場合と、任意返済を活用した場合を比較してみました。
- 10万円~30万円を借り入れて最低返済額に毎月2,000円プラスして完済
- 10万円~30万円を借り入れて最低返済額に毎月5,000円プラスして完済
- 10万円~30万円を借り入れて最低返済額に毎月8,000円プラスして完済
特に学生などカードローン初心者は、完済への道を意識することが大事です。
(学生がアコムを利用するには20歳以上で安定した収入のある人が条件)
公式サイトにある返済シミュレーションを利用しながら、任意返済を活用しましょう。
任意返済①:最低返済額+2,000円の場合
最低返済額+2,000円で完済した場合の、利息総額・返済期間は以下の通り。
借入金額 | 最低返済額だけで 完済した場合の 利息総額 |
任意返済が 2,000円の場合の 利息総額 |
---|---|---|
10万円 (最低返済額:5,000円) |
19,772円 (返済期間:24ヶ月) |
13,384円 (返済期間:17ヶ月) |
20万円 (最低返済額:9,000円) |
45,093円 (返済期間:28ヶ月) |
35,290円 (返済期間:22ヶ月) |
30万円 (最低返済額:13,000円) |
70,993円 (返済期間:29ヶ月) |
59,332円 (返済期間:24ヶ月) |
※結果は実際の数字とは異なる場合があります
「最低返済額だけで完済」と「+2,000円で完済」の利息比較の結果を見てみましょう。
- 10万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:6,388円節約・返済期間:7ヶ月短縮」 - 20万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:9,803円節約・返済期間:6ヶ月短縮」 - 30万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:11,661円節約・返済期間:5ヶ月短縮」
毎月の返済にたった2,000円追加するだけでも、効果が大きいことがわかりますよね。
カードローン初心者の人は、まずはプラス2,000円から始めてみましょう。
任意返済②:最低返済額+5,000円の場合
最低返済額+5,000円で完済した場合の、利息総額・返済期間は以下の通り。
借入金額 | 最低返済額だけで 完済した場合の 利息総額 |
任意返済が 5,000円の場合の 利息総額 |
---|---|---|
10万円 (最低返済額:5,000円) |
19,772円 (返済期間:24ヶ月) |
9,158円 (返済期間:11ヶ月) |
20万円 (最低返済額:9,000円) |
45,093円 (返済期間:28ヶ月) |
26,776円 (返済期間:17ヶ月) |
30万円 (最低返済額:13,000円) |
70,993円 (返済期間:29ヶ月) |
47,820円 (返済期間:20ヶ月) |
※結果は実際の数字とは異なる場合があります
「最低返済額だけで完済」と「+5,000円で完済」の利息比較の結果を見てみましょう。
- 10万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:10,614円節約・返済期間:13ヶ月短縮」 - 20万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:18,317円節約・返済期間:11ヶ月短縮」 - 30万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:23,173円節約・返済期間:9ヶ月短縮」
プラス5,000円になると、返済期間が1年以上短縮するケースが出てくるんですね。
また借り入れが高額になるほど、節約できる利息も大きくなります。
任意返済③:最低返済額+8,000円の場合
最低返済額+8,000円で完済した場合の、利息総額・返済期間は以下の通り。
借入金額 | 最低返済額だけで 完済した場合の 利息総額 |
任意返済が 8,000円の場合の 利息総額 |
---|---|---|
10万円 (最低返済額:5,000円) |
19,772円 (返済期間:24ヶ月) |
7,064円 (返済期間:9ヶ月) |
20万円 (最低返済額:9,000円) |
45,093円 (返済期間:28ヶ月) |
21,688円 (返済期間:14ヶ月) |
30万円 (最低返済額:13,000円) |
70,993円 (返済期間:29ヶ月) |
40,170円 (返済期間:17ヶ月) |
※結果は実際の数字とは異なる場合があります
「最低返済額だけで完済」と「+8,000円で完済」の利息比較の結果を見てみましょう。
- 10万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:12,708円節約・返済期間:15ヶ月短縮」 - 20万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:23,405円節約・返済期間:14ヶ月短縮」 - 30万円を借り入れた場合
⇨ 任意返済したほうが「利息総額:30,823円節約・返済期間:12ヶ月短縮」
プラス8,000円だと利息総額・返済金額ともに、かなりおトクになります。
お金に余裕がある人は、積極的に挑戦するのがおすすめです。
ただし任意返済のしすぎで、次の約定返済が支払えないということは避けましょう。