今回は横浜銀行カードローンの増額審査について解説していきます。
- 横浜銀行カードローンの増額審査を受ける方法
- 横浜銀行カードローンの増額審査に通るメリット
- 横浜銀行カードローンの増額審査に「絶対に審査落ちする人」
- 横浜銀行カードローンの増額審査に「審査落ちしやすい人」
- 横浜銀行カードローンの増額審査の流れ
本記事をよく理解して、横浜銀行カードローンの増額審査を突破しましょう。
目次
増額審査のハードルは高い!2社目の申し込みも検討しよう
増額審査は初回審査よりもハードルは高いといえます。
審査に通過するか不安な人は、消費者金融へ申し込むことも検討しましょう。
銀行カードローンと比べた、消費者金融のメリットは3つ。
- 即日融資に対応=申し込んだ当日中に借り入れOK
- WEB完結なら自宅への郵送物をカットできる
- 最大30日間の無利息期間サービスあり
急にお金が必要になった人や、家族に気づかれたくない人にオススメです。
横浜銀行カードローンの増額審査は自分で申し込む必要アリ
横浜銀行カードローンでは、増額案内のハガキなどは届きません。
増額審査を受けたいときは、自分から電話で申し込むことになります。
そのため確実に”増額できる”と感じたタイミングで増額審査を受ける必要があるんですね。
下手に申し込んで落ちてしまうと、逆に限度額が下がってしまう可能性すらあります。
横浜銀行カードローンの増額審査を有利にするカギは”随時返済”
通常のカードローンでは増額案内が届くために、随時返済の活用は必要不可欠です。
案内がない横浜銀行カードローンでも、随時返済しているかは増額審査の大きなポイント。
随時返済を活用すると「お金に余裕がある」と判断されやすくなります。
その結果、横浜銀行側は「もっとお金を貸したいな」と判断してくれるんですね。
いつも返済日を忘れてしまう方や、現在延滞中の方は100%増額審査には通りません。
また随時返済は活用するほど、利息は減少 & 完済までの期間が短縮します。
具体的な利息総額の差は以下の通り。
借り入れ額 (金利は年14.6%) |
約定返済のみの 利息総額 |
随時返済 (3,000円)での 利息総額 |
---|---|---|
20万円 (約定返済額4,000円) |
109.980円 (返済期間:78ヶ月) |
47,219円 (返済期間:36ヶ月) |
30万円 (約定返済額6,000円) |
165,002円 (返済期間:78ヶ月) |
87,056円 (返済期間:44ヶ月) |
40万円 (約定返済額8,000円) |
220,024円 (返済期間:78ヶ月) |
131,335円 (返済期間:49ヶ月) |
※お借入限度額が100万円以下の場合
今後将来的な増額を狙う場合も、随時返済を意識的に行うことをオススメします。
カードローンの返済には2つあります。
- 約定返済・・・毎月の決まった返済日に行なう返済
- 随時返済・・・約定返済とは別に行なう追加の返済
随時返済は、必ずしなければいけないものではありません。
「必ず行なうのが約定返済」「余裕のあるときに行なうのが随時返済」と覚えておきましょう。
横浜銀行カードローンの増額審査に通るメリット
横浜銀行カードローンの増額審査に通るメリットは3つあります。
- 利用限度額が上がる
- 金利が下がる
- 将来的に信用が高まる
増額(増枠)のメリット①:利用限度額が上がる
利用限度額の引き上げは、今より多くのお金を借りれるということ。
- 資格を取るための学費
- 海外旅行に行く資金
- 自動車ローンの頭金
借りれる金額が増えれば、それだけお金の使い道も広がりますよね。
横浜銀行カードローンは、最短翌日で増額OKです。
緊急でお金が必要になっても、すぐに対応しやすくなります。
横浜銀行カードローンで限度額を引き上げて、ライフスタイルを充実させましょう。
増額(増枠)のメリット②:金利が下がる
横浜銀行カードローンの、利用限度額ごとの適用金利は以下の通り。
利用限度額 | 適用金利 |
---|---|
1,000万円 | 年1.5% |
900万円超1,000万円未満 | 年2.5% |
800万円超900万円以下 | 年3.0% |
700万円超800万円以下 | 年3.5% |
600万円超700万円以下 | 年4.0% |
500万円超600万円以下 | 年4.5% |
400万円超500万円以下 | 年4.8% |
300万円超400万円以下 | 年6.8% |
200万円超300万円以下 | 年8.8% |
100万円超200万円以下 | 年11.8% |
100万円以下 | 年14.6% |
たとえば50万円の利用限度額が、110万円に増額されたとしましょう。
100万円以下の金利が年14.6%なので、金利を2.8%下げられます。
利用限度額の引き上げにより、金利が下がるメリットは2つ。
- 利息を抑えられる
- 完済までの期間が早まる
金利が下がればそれだけ、毎月返済する元金に上乗せされる利息を減らせます。
その結果、追加で借り入れをしない限り、完済にたどりつくのが早まるんですね。
ただし増額された利用限度額が100万円以下の場合、適用される金利は年14.6%のままです。
新しい利用限度額が100万円超でないと、金利は下がらないので注意してください。
増額(増枠)のメリット③:将来的な信用が高まる
横浜銀行カードローンの保証会社は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社。
横浜銀行カードローンの増額審査に通ると、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が審査を行なう他社カードローンの審査で有利になります。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が、保証する主なカードローンは以下の通り。
- 三井住友銀行カードローン
- プロミス
- ジャパンネット銀行 カードローン
- 住信SBIネット銀行MR.カードローン
いずれかを利用するときに、保証会社は「過去に増額した=信用できる」と判断されやすくなります。
結果として新規申し込みの審査で優遇される可能性大。
将来お金を借りやすくするためにも、増額審査はぜひ突破したいところです。
申し込むカードローンが違っても保証会社は同じことは珍しくありません。
注意したいのが保証会社が審査を請け負う、他社カードローンで延滞を起こした場合です。
その保証会社が担当するカードローン審査は、大きく不利になるので注意しましょう。
横浜銀行カードローンの増額審査に「絶対に審査落ちする人」
横浜銀行カードローンの増額審査で「絶対に審査落ちする人」は以下の3つ。
- 横浜銀行カードローンでの返済実績がない
- 新規契約時から1日でも延滞している
- 新規契約時から金融事故を起こしている
いずれか1つにでも該当していれば、横浜銀行カードローンの増額審査には通りません。
自分は当てはまっていないか、一度確認しましょう。
絶対に審査落ち①:横浜銀行カードローンでの返済実績がない
お金をきちんと返せる人か判断できないため
増額審査に通るには、新規契約時よりも返済能力が向上しているかがカギ。
(返済能力=借り入れ額を完済する能力のこと)
人にお金を貸した翌日に「もっと貸して!」と言われてもイヤですよね。
それは横浜銀行カードローンにしても同じことです。
新規契約の直後に増額審査を受けても、返済実績がないために増額は見込めません。
目安として横浜銀行カードローンを最低でも6ヶ月は利用して、返済実績を作りましょう。
絶対に審査落ち②:新規契約時から1日でも延滞している
延滞=貸し倒れのリスクありと判断されるため
毎月の返済に遅れない=約束の期日を守れることは、増額審査に通るための絶対条件。
横浜銀行カードローンの返済を1日でも遅れたら、増額審査には通りません。
延滞した人にお金を貸すことは、貸し倒れのリスクが大きいためです。
うっかり忘れでも延滞のないように、引き落とし口座の残高には常に気を配りましょう。
絶対に審査落ち③:新規契約時から金融事故を起こしている
金融事故は返済能力がない人が起こすから
金融事故に当てはまる行為の一例は以下の通り。
- 3ヶ月以上の延滞
- 強制解約
- 代位弁済
- 債務整理
そもそも金融事故は、返済能力が落ちている人が起こしている場合がほとんど。
利用限度額の増額どころか、利用限度額を引き下げられることもありえます。
金融事故を起こすと長くて10年間は、多くのカードローンの審査に通りません。
当然、横浜銀行カードローンでの利用限度額の引き上げはあきらめるべきです。
どうしてもお金を借りたい人は、フクホーやアローといった中小消費者金融での新規借り入れを検討してみましょう。
横浜銀行カードローンの増額審査に「審査落ちしやすい人」
横浜銀行カードローンの増額審査に「審査落ちしやすい人」は以下の通り。
- 年収が下がっている
- 雇用形態がレベルダウンしている
- 他社借り入れ状況が悪化している
1つでも当てはまっていれば、増額はできない可能性が高いです。
上記のいずれかの項目に自信がない人はムリをせず、増額審査を見送りましょう。
審査落ちしやすい①:年収が下がっている
年収が下がっていれば不利
利用者の年収は、ダイレクトに「返済能力」として判断される項目です。
新規契約のときと同じく、増額審査でも重要視されるので把握しておきましょう。
なので新規契約のときより年収が下がっていたら、増額審査では不利です。
逆に昇給後に増額審査を受けると、突破できる見込みは大きくなるといえます。
審査落ちしやすい②:雇用形態がレベルダウンしている
公務員>正社員>契約・派遣社員>パート・アルバイト>個人事業主
転職や独立で新規契約のときより、雇用形態がレベルダウンしていたら要注意。
特にアルバイトの人は、正社員に比べて離職の可能性が高いので増額審査では不利です。
また個人事業主の人は「毎月の給料が不安定=貸し倒れのリスクあり」と判断されます。
新規契約時から個人事業主に変わった人は、ビジネスローンへ申し込みましょう。
審査落ちしやすい③:他社借り入れ状況が悪化している
金額・件数いずれかでも増えていたらマイナス
増額審査では、他社借り入れ件数・金額は少ないほど有利です。
新規契約時よりも、他社借り入れ件数・金額が増えている場合は注意してください。
横浜銀行カードローンに「増額しても返済できなさそう」と思われます。
完済が間近なカードローンは、随時返済を活用して完済+解約を済ませましょう。
横浜銀行カードローンでの増額審査の流れ
横浜銀行カードローンの増額審査の流れは以下の通り。
- 増額審査の申し込み(電話)
- 必要書類の提出
- 在籍確認
- 審査結果の通知
- 増額&追加融資
利用限度額を引き上げたい人は、流れをしっかりと予習しておきましょう。
増額審査の流れ①:増額審査の申し込み(電話)
横浜銀行カードローンへ電話をかけて、増額したい旨を伝えます。
ネットからの申し込みは、受け付けていないので注意してください。
増額審査に申し込むための、電話連絡先は以下の通り。
電話での申し込み先 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
横浜銀行カードローン受付センター | 0120-458-014 | 【平日】 9: 00~20:00 【土・日・祝日】 9:00~17:00 (12/31~1/3は休業) |
フリーダイヤルなので、通話料金はかかりません。
年末年始以外なら、土日・祝日でも増額の申し込みもOKです。
電話のあとは、必要書類を送るためのSMSがスマホに受信。
(SMS=電話番号でショートメッセージをやり取りするサービス)
そのため電話番号が変わった人は、新しい番号を忘れずに伝えましょう。
また後述する在籍確認を書類で行ないたい人は、この時点で希望する必要があります。
増額審査の流れ②:必要書類の提出
スマホに送られてくるSMSへ、必要書類の画像データを送信します。
一般的なカードローンでは増額審査の際、提出する書類は収入証明書類のみ。
しかし横浜銀行カードローンでは、本人確認書類も必要なので注意が必要です。
本人確認書類 (いずれか1点) |
収入証明書類 (いずれか1点) |
---|---|
①運転免許証【表面・裏面の両面】 ②マイナンバーカード(個人番号カード)【表面のみ】 ③在留カード(永住権の記載があるもの)・特別永住者証明書 ④パスポート(住所記入欄があるもの)【顔写真および住所記載のページ】 ⑤パスポート(住所記入欄がないもの)【顔写真ページ】+住民票または公共料金等の領収書の写し※1 ⑥健康保険証※2+住民票または公共料金等の領収書の写し※1※1現住所の記載があるもの ※2お名前・現住所および被保険者・被扶養者のページ、カード型の場合は表面・裏面の両面 |
源泉徴収票 (勤務先の会社名の記載のあるもの) |
納税証明書 (税務署の発行印があるもの) |
|
確定申告書 (税務署の受付印があるもの) |
|
住民税決定通知書 (市区町村の発行印があるもの) |
※1現住所の記載があるもの
※2お名前・現住所および被保険者・被扶養者のページ、カード型の場合は表面・裏面の両面
本人確認書類は、氏名・住所・生年月日が記載されている面を撮影・提出。
有効期限内のものであるかも、忘れず確認してください。
また収入証明書類は、勤務先や税務署などの発行印があるものが有効です。
なお外国籍の人は、在留カード or 特別永住者証明書を忘れずに提出しましょう。
増額審査の流れ③:在籍確認
新規契約時と同じ職場で働いていても、在籍確認は必ず行なわれます。
新規契約の審査時と同じく、在籍確認の方法は「電話」「書類」から選択OK。
問い合わせると「事前にお伝えいただければ、書類で在籍確認を行ないます」とのこと。
そのため申し込み時に何も伝えなければ、勤務先に電話がかかってきます。
「職場に絶対に電話をかけて欲しくない!」という人は、書類で行ないましょう。
書類での在籍確認は、電話連絡と比べて以下のメリットがあります。
- 電話がいつかかってくるのか気にならない
- 電話に出たあとに言い訳をしなくていい
- 日中は勤務先が閉まっていても在籍確認は行なえる
- 派遣社員の人でもクリアしやすい
書類での在籍確認は、時間帯や言い訳の準備を心配しなくてもいいんですね。
心理的な負担を減らすためにも、書類での在籍確認がオススメです。
増額審査の流れ④:増額審査&審査結果の通知
在籍確認までの流れを済ませれば、増額審査は自動的に実施されます。
増額審査の実施時間は、横浜銀行カードローン受付センターの営業時間と同じ。
(平日:9: 00~20:00・土日祝日:9:00~17:00)
審査結果の通知までの時間を問い合わせてみました。
回答は「早ければ最短で翌日に電話でお知らせいたします」とのこと。
スマホは常に手元に置いて、いつでも電話をとれるようにしておきましょう。
増額審査の流れ⑤:増額(増枠)& 追加融資
増額審査に通ったら、通知があった日から利用限度額が引き上げられます。
利用限度額がいっぱいだった場合でも、増額分は新たにキャッシングOKです。
増額審査をクリアしても、追加融資を受ける方法は今までと変わりません。
- ATMによる借り入れ
- <はまぎん>マイダイレクトによる振り込み融資
(インターネットバンキング)
返済について詳しく知りたい人は、以下の記事をご参照ください。