なるべく金利が低いところでオトクにお金を借りたい!
そう考えて、銀行カードローンの利用を検討している人もいるでしょう。
少なくとも、消費者金融カードローンよりも低金利で借り入れできるのは事実。
実際に銀行カードローンの金利は年15.0%程度と、かなり低くなっています。
とはいえ、「実際どれくらい利息を抑えられるの?」とギモンな方も多いかもしれません。
そこで今回は、消費者金融と比較しながら銀行カードローンの金利について徹底解説。
また銀行カードローンをおトクに借りられる人の条件や、注意点までフォローしているので一読してみてください。
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銀行カードローンでなるべくおトクに借り入れしたい!という方には、みずほ銀行カードローンがオススメ。
年2.0%~14.0%(※)の低金利で、利息を安く抑えて完済を目指せます。
さらに最大800円まで借りられるので、高額の借入れにもバッチリ対応しています。
※1住宅ローンの利用でカードローンの金利を年0.5%引き上げ
(引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%)
SBI証券口座保有登録済み、または住宅ローンの利用+ミライノカードの所有かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している場合、年0.6%引き下げます
目次
銀行カードローンの金利の仕組み
金利年15.0%程度!消費者金融カードローンよりおトクに借りられる
冒頭でも述べた通り、一般的に銀行カードローンは消費者金融よりも低金利で利用OK。
実際に比較してみると、銀行カードローンは年15.0%程度で設定されていることがわかります。
カードローン | 金利 (実質年率) |
|
---|---|---|
銀行 | 年2.0%~14.0%※1 | |
年12.0%~14.5% | ||
年1.7%~17.8% | ||
年1.700%~14.800% | ||
年1.9%~14.6% | ||
消費者金融 |
年3.0%~18.0% | |
年3.0%~18.0% | ||
年4.5%~17.8% | ||
年3.0%~18.0% |
※1住宅ローンの利用でカードローンの金利を年0.5%引き上げ
(引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%)
※2 SBI証券口座保有登録済み、または住宅ローンの利用+ミライノカードの所有かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している場合、年0.6%引き下げます
当然ながら、低金利であるほど最終的に支払う利息が安くなります。
金利の低さを重視して申込み先を選びたいなら、まずは銀行カードローンから検討してみてください。
関連記事とにかく低金利のカードローンが知りたい!という人はこちらをチェック
銀行カードローンは借りる金額が大きいほど低金利になる
銀行カードローンは、借りる金額が大きいほど低金利になるのもポイントです。
銀行カードローンの金利は、限度額ごとに決められていることがほとんど。
つまり、高額になるほど自動的に金利が下がる仕組みになっているんですね。
たとえば、みずほ銀行カードローンの限度額ごとの金利は以下の通り。
限度額 | 金利 |
---|---|
10万円~100万円未満 | 年14.0% |
100万円~ 200万円未満 | 年12.0% |
200万円~300万円未満 | 年9.0% |
300万円~400万円未満 | 年7.0% |
400万円~ 500万円未満 | 年6.0% |
500万円~600万円未満 | 年5.0% |
600万円~ 800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
(参考:みずほ銀行カードローンは低金利!ムダな利息を抑えたいならみずほ一択!)
「限度額が800万円なら、必然的に金利は年2.0%が適用される」といった具合になります。
「100万円以上の高額をおトクに借りたい」と考えている人が選ぶなら、銀行カードローン一択と言えるでしょう。
関連記事大口融資にオススメの銀行カードローンは下記で詳しく紹介しています。
銀行カードローンの金利・利息を比較【返済シミュレーション】
「どのカードローンで借りればおトクになるか」を知るには、「完済までにいくら利息を支払うか」を比較する必要があります。
ここからは下記4つのパターンで、銀行・消費者金融で完済時に支払う利息額を比較していきます。
(※タップ・クリックするとスクロールします。)
※シミュレーション結果はあくまでも目安として参考にしてください
①10万円を1年間(12ヶ月)で完済した場合
10万円を1年間で完済した場合の、返済総額と利息額は以下の通り。
カードローン | 返済総額 | 利息額 | |
---|---|---|---|
銀行 | (年14.0%) | 107,739円 | 7,739円 |
(年14.5%) | 108,020円 | 8,020円 | |
消費者金融 | (年17.8%) | 109,894円 | 9,894円 |
(年18.0%) | 110,011円 | 10,011円 |
銀行カードローンなら、最大で2,272円オトクに借りられます。
②50万円を3年間(36ヶ月)で完済した場合
50万円を3年間で完済した場合の、返済総額と利息額は以下の通り。
カードローン | 返済総額 | 利息額 | |
---|---|---|---|
銀行 | (年14.0%) | 415,186円 | 115,186円 |
(年14.5%) | 619,563円 | 119,563円 | |
消費者金融 | (年17.8%) | 648,918円 | 148,918円 |
(年18.0%) | 650,721円 | 150,721円 |
銀行カードローンなら、最大で35,535円オトクに借りられます。
③100万円を5年間(60ヶ月)で完済した場合
100万円を5年間で完済した場合の、返済総額と利息額は以下の通り。
カードローン | 返済総額 | 利息額 | |
---|---|---|---|
銀行 | (年12.0%) | 1,334,635円 | 334,635円 |
(年12.0%) | 1,334,635円 | 334,635円 | |
消費者金融 | (年15.0%) | 1,427,375円 | 427,375円 |
(年15.0%) | 1,427,375円 | 427,375円 |
※利息制限法に基づいて100万円以上の借入れの金利は年15.0%以下になります。
銀行カードローンなら、最大で92,740円オトクに借りられます。
④300万円を8年間(96ヶ月)で完済した場合
300万円を8年間で完済した場合の、返済総額と利息額は以下の通り。
カードローン | 返済総額 | 利息額 | |
---|---|---|---|
銀行 | (年7.0%) | 3,926,449円 | 926,449円 |
(年8.0%) | 4,071,305円 | 1,071,305円 | |
消費者金融 | (年15.0%) | 5,168,200円 | 2,168,200円 |
(年15.0%) | 5,168,200円 | 2,168,200円 |
※利息制限法に基づいて100万円以上の借入れの金利は年15.0%以下になります。
銀行カードローンなら、最大で1,241,751円オトクに借りられます。
銀行カードローンをおトクに借りられる人の条件3つ
低金利で借り入れできる銀行カードローンですが、実は「利用すれば誰でも得をする」というワケではありません。
銀行カードローンをおトクに借りれるのは、以下3つに当てはまる人です。
- 融資スピードよりも金利の低さを重視したい人
- 返済期間を6ヶ月以上で考えている人
- 消費者金融から借り換えをしたい人
①融資スピードより、とにかく金利の低さを重視したい人
銀行カードローンは、融資スピードよりも金利の低さを重視したい人にピッタリです。
前述の通り、下記に当てはまる人は銀行カードローンを選択するべきでしょう。
- とにかく利息を節約したい人
- 100万円以上の高額融資を希望している人
ただし、銀行カードローンは消費者金融のように即日融資には対応していないので要注意。
銀行カードローン | 即日融資 |
---|---|
どうしても今スグお金が必要!という人は、消費者金融カードローンに申し込むのがベターでしょう。
後悔しないためにも、金利だけで決めず「いつまでにお金が必要か」も重視してくださいね。
【今すぐお金を借りたいならJ.Score(ジェイスコア)がおすすめ】
今すぐお金が必要だけど金利も抑えたい…という人には、J.Score(ジェイスコア)がオススメです。
最短即日融資OKなうえに、金利は銀行カードローン顔負けの年0.8%(※)~12.0%。
融資スピードの速さと、金利の低さの両方を兼ね備える優れたローンと言えるでしょう。
※年0.8%はみずほ銀行・ソフトバンクまたはワイモバイルおよび
Yahoo! JAPANと情報連携を行ない、かつ一定の条件を満たす場合に限り適用
(各情報連携で年0.1%ずつ金利引き下げ・最大で年0.3%引き下げ)
※即日融資できるカードローンについては、下記でも詳しく紹介しています。
→即日融資OKの消費者金融カードローンおすすめ4選!今日中に借りる方法・流れもチェック!
「低金利で借りられるなら2,3日くらい待てる」という人は、銀行カードローンに申し込むのもアリじゃのう。
②返済期間を6ヶ月以上で考えている人
返済期間を6ヶ月以上で考えている人も、銀行カードローンの利用がベストです。
実は消費者金融の中には、無利息期間という「期間中は利息0円になる」というサービスが使える申し込み先もあります。
短期の借り入れなら無利息期間を使ったほうが、おトクになることもあるんですね。
→【無利息期間ありのカードローン徹底比較】金利0・利息なしをフル活用してタダでお金を借りよう!
ただ金額に関わらず返済期間6ヶ月以上だと、銀行カードローンのほうが利息を抑えられます。
【銀行カードローンと無利息期間のある消費者金融の利息比較】
- 銀行カードローン(金利:年15.0%)
- 30日間の無利息期間アリの消費者金融カードローン(金利:年18.0%)
長期的な借り入れを検討しているなら、銀行カードローンの申し込みをオススメします。
③消費者金融からの借り換えを考えている人
銀行カードローンは、借り換えを考えている人にもオススメ。
そもそも借り換え先選びには、「金利による利息の負担をどれだけ減らせるか」が重要です。
特に消費者金融から借り換えるなら、低金利で利用できる銀行カードローンのほうが大幅に利息の負担を減らせます。
【50万円を借りていた場合】
■借り換え前
借入先 | 借入残高 | 利息額 |
---|---|---|
(年18.0%) | 50万 | 150,736円 |
返済する借金の合計 | 65万736円 |
■借り換え後
おまとめ先 | 借入残高 | 利息額 |
---|---|---|
(年14.0%) | 50万円 | 123,988円 |
返済する借金の合計 | 240万8,640円 |
※返済期間はすべて3年間(36回)に合わせています。
→銀行カードローンに借り換えて利息額が26,748円オトクに!
今借りているカードローンの利息の負担が辛い…という人は、まずは銀行カードローンを検討してみてください。
銀行カードローンの金利の低さをムダにしないために返済期間に注意!
銀行カードローンの金利の低さをムダにしないためにも、返済期間の長さに注意しましょう。
実は、銀行カードローンは最低返済額が低めに設定されていることがほとんど。
業者 | カードローン名 | 最低返済額 (限度額10万円の場合) |
---|---|---|
銀行 | 2,000円 | |
2,000円 | ||
2,000円 | ||
消費者金融 | 5,000円 | |
4,000円 | ||
4,000円 |
当然ながら、毎月の返済額が少ないと返済期間が延びてしまいます。
場合によっては、消費者金融よりも利息が大きくなる可能性があるので要注意。
【10万円を借りた場合の比較】
カードローン | 返済期間 | 利息額 | 返済総額 |
---|---|---|---|
(最低返済額:2,000円) |
78ヶ月 | 54,259円 | 154,259円 |
(最低返済額:4,000円) |
32ヶ月 | 25,864円 | 125,864円 |
(※最低返済額とは毎月支払うべき最低限の金額のこと)
→消費者金融のプロミスより、三井住友銀行カードローンのほうが28,395円も利息が高い!
「金利も返済額も低い!ラッキー!」と飛びつかず、返済シミュレーションを使って返済計画をしっかり立てるのも重要です。
繰り上げ返済(随時返済)の活用で返済期間・利息をカットOK!
最低返済額が低い銀行カードローンは、「繰り上げ返済」の活用で返済期間/利息をカットできます。
毎月の返済とは別に、返済日の前後に追加で返済すること。
入金したお金には利息がつかないので、全額返済に充てられます。
元金(借りたお金の残高)が減るスピードが早くなる分、完済までに支払う利息が少なくなるのがメリットです。
完済までに少額の繰り上げ返済を数回するだけでOK。
実際に下記のケースでは、5,000円の繰り上げ返済を4回しただけで返済期間/利息がガッツリ減っています。
【三井住友銀行カードローンで10万円借りた場合】
■最低返済額(2,000円)だけで完済
カードローン | 返済期間 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|---|
(年14.5%) | 78ヶ月 | 154,259円 | 54,259円 |
■最低返済額(2,000円)+随時返済(5,000円×4回)で完済
カードローン | 返済期間 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|---|
(年14.5%) | 58ヶ月 | 133,656円 | 33,656円 |
→返済期間が20ヶ月短縮・利息が20,603円オトクになった!
また「隔月で1,000円だけ上乗せする」「コツコツ貯めた10万円を一気に入金する」など、自分の都合に合わせられるのもうれしいポイント。
余裕があるときは、少しでも多めに返済することを心がけましょう。
銀行カードローンの金利の相場は、年15.0%程度。
年18.0%程度の消費者金融と比べても、かなり低金利なのは一目瞭然です。
利息を安く抑えたい!という人は、銀行カードローンを検討するといいでしょう。
ただ、銀行カードローンは誰が利用してもオトクというワケではありません。
銀行カードローンの低金利がメリットになるのは、以下のいずれかに当てはまる人です。
- 融資スピードよりも金利の低さを重視したい人
- 返済期間を6ヶ月以上で考えている人
- 消費者金融からの借り換えを考えている人
また金利の低さをムダにしないためにも、繰り上げ返済の活用を心がけるのがベター。
「低金利×返済期間の短縮」で、銀行カードローンを最大限おトクに使えること間違いナシです。