今回はオリックス銀行カードローンの返済について解説していきます。
- オリックス銀行カードローンの最低返済額
- オリックス銀行カードローンの返済方法
- オリックス銀行カードローンの返済日
- オリックス銀行カードローンの任意返済
- オリックス銀行カードローンの返済シミュレーション
返済について不安がある人は、ぜひとも参考にしてください。
目次
オリックス銀行カードローンの最低返済額
借入残高で変わる、オリックス銀行カードローンの返済金額は以下の通り。
借入残高 | 毎月の最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超50万円以下 | 9,000円 |
50万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
150万円超200万円以下 | 25,000円 |
200万円超250万円以下 | 30,000円 |
250万円超300万円以下 | 35,000円 |
300万円超400万円以下 | 40,000円 |
400万円超500万円以下 | 50,000円 |
500万円超600万円以下 | 60,000円 |
600万円超 | 70,000円 |
※返済方式は「残高スライドリボルビング方式」
※2020年3月24日現在
オリックス銀行カードローンは、アルバイトやパート主婦でも利用できるカードローンです。
毎月の返済金額は、約定返済日の14日前の午前3:00時点の借入残高で決まります。
(約定返済=毎月の決まった返済)
返済金額は利用者の専用サイト「メンバーズナビ」で確認しましょう。
上のボタンから公式サイトへすすみ、申し込み手続きをしましょう。
WEBから24時間365日いつでもどこからでも申し込めます。
オリックス銀行カードローンの返済方法
オリックス銀行カードローンの返済方法は大きく分けて3つ。
返済方法 | 手数料 | 約定返済 | 任意返済 (随時返済) |
---|---|---|---|
①口座引き落とし | なし | 自動的に返済 | できる |
②ATM返済 | なし | 利用者自身による返済 | できる |
③振込返済 | あり | 利用者自身による返済 | できる |
おすすめは自動で返済されて、返済忘れの心配がない口座引き落としです。
返済方法①:口座引き落とし(自動的な返済)
口座引き落とし(口座振替)は、選択した返済日に自動で返済されます。
そのため万が一に返済のことを、うっかり忘れてしまっても安心です。
ただし返済日に口座の残高が返済金額未満だと、当たり前ですが引き落とされません。
オリックス銀行カードローンは、延滞になってしまうので注意しましょう。
申し込み時には必ず、口座を登録しなければいけません。
登録した口座が、口座引き落としする際の口座です。
また口座の登録には、書面での手続きが必要になります。
公式サイトでは「登録口座」「振込専用口座※」両方の登録を推奨しています。
両方を登録すれば振り込み融資において、2つの口座を使い分けられます。
※「振込専用口座」の登録・変更はメンバーズナビでいつでもOK
返済方法②:ATM返済(利用者自身による返済)
ATM返済は、ローンカードを使って提携ATMへの入金。
提携ATMはすべて手数料がかかりません。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 西日本シティ銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット
手数料ゼロ円の提携ATMは、全国で100,000台以上(2020年3月末現在)あります。
どこに住んでいても自宅周辺に提携ATMがあるので、返済が不便ということはありません。
ATM返済を選んだ人は提携ATMの利用可能な時間帯を、前もって確認しておきましょう。
システムメンテナンス中は利用できないので注意してください。
「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「西日本シティ銀行」のATMでは、平日8:45~18:00ならば硬貨(1円単位)による返済もOKです。
ATM返済での利用中に返済方法を変えたい場合は「預金口座振替依頼書」の提出が必要です。
預金口座振替依頼書を用意する方法は以下の通り。
- 専用サイト「メンバーズナビ」から請求もしくは印刷
(PCのみ可・スマホやガラケー不可) - カードデスク(0120-890-699)への電話請求
※カードデスクの受付時間は9:00~18:00
(土日祝日・12月31日~1月3日をのぞく)
預金口座振替依頼書を提出する際は、切手不要の返信用封筒を利用しましょう。
ATM返済は約定返済期間に注意!
ATM返済を選択した人は、約定返済期間に返済してください。
先述した通り、返済金額の確定は約定返済日の14日前の午前3:00時点。
約定返済期間は返済金額の確定を基準時として、約定返済日までの15日間が約定返済期間となります。
基準時より前に提携ATMに入金してしまうと、約定返済ではなく任意返済とみなされるので注意しましょう。
返済方法③:振込返済(利用者自身による返済)
振込返済は、利用者ごとに与えられた返済専用口座への振り込みによる返済です。
たとえばみずほ銀行「みずほダイレクト」などのインターネットバンキングを利用して、オリックス銀行カードローンの返済をしたい場合は振込返済を利用しましょう。
ただし振込返済は手数料がかかってしまうので、あまりおすすめできません。
返済専用口座は専用サイト「メンバーズナビ」から確認できます。
振込返済の返済専用口座は、海外からの送金に対応はしていないので注意してください。
オリックス銀行カードローンの返済日は選べる2種類
オリックス銀行カードローンの返済日は、以下いずれかを選択します。
毎月「10日」
⇨ 給料日が月末・月初などの場合におすすめ
毎月「月末」
⇨ 給料日が毎月25日などの場合におすすめ
約定返済日は、給料日に合わせて設定するのがおすすめです。
給料日から返済日の間に期間が空くと、ムダ遣いで預金残高が足りなくなることも…。
返済できずに延滞してしまうという可能性をなくせます。
また給料日が月によって変動する会社に、在籍している場合は注意してください。
返済日と給料日が同じにすると、預金残高が足りない場合は延滞のリスクがあります。
- 口座引き落としの時間
⇨ 日付が変わった月末日の深夜2~3時 - 給料の振り込み(自動振り込みシステム)の時間
⇨ 月末日になった瞬間の午前0時
基本的に給料振り込みのほうが早く反映されます。
ただし直接振り込みの会社は遅れる場合があるので注意してください。
返済日にきちんと返済できないと延滞 & 信用低下!
オリックス銀行カードローンの遅延損害金利率は「借入残高に対し借入利率+2.1%」。
返済が1日でも遅れてしまうと、利用日数に応じた遅延損害金を支払う必要があります。
借入利率17.8%・借入残高30万円の場合に、14日間延滞したときの遅延損害金は以下の通り。
30万円 × 19.9%(17.8% + 2.1%)÷ 365 × 14日
⇨ 遅延損害金は2,289円
また延滞のデメリットは、遅延損害金だけではありません。
オリックス銀行カードローンからの信用低下にも直結するため、増額審査に通る見込みは消えてしまうので注意しましょう。
延滞した原因が返済日にあるなら専用サイト「メンバーズナビ」から返済日を変更しましょう。
返済日変更の流れは以下の通り。
- 専用サイト「メンバーズナビ」にログイン
- 「各種変更手続き」を選択
- 「返済日変更」を選択
- 現在の「ご返済日」が表示される
- 変更したい内容を入力
- 入力内容を確認して登録
返済日の変更はPCからのみになるので注意しましょう。
オリックス銀行カードローンの任意返済
任意返済とは、毎月決まった返済とは別に追加でする返済のこと。
(随時返済・繰り上げ返済・追加返済・増額返済とも呼ばれます)
オリックス銀行カードローンの任意返済でどれだけおトクになるかを調べるために、
- 最低返済額 + 3,000円を返済した場合
- 最低返済額 + 6,000円を返済した場合
- 最低返済額 + 11,000円を返済した場合
上記3つのケースで発生する利息の差を比較しました。
30万円を借りて最低返済額だけを返済した場合の利息は以下の通り。
- 借入金額:300,000円
- 毎月の返済金額:10万円以下⇒3,000円
10万円超30万以下⇒6,000円 - 借入金利(年率):17.8%
- 利息総額:273,741円
(総返済額:573,741円) - 返済期間:119カ月
※実際の返済とは数字が異なる場合があります
3つのケースのおトクさは、上記の利息総額・返済期間が基準です。
オリックス銀行カードローンの任意返済は「ATM返済」か「振込返済」に限られます。
ぜひとも手数料のかからない「ATM返済」を利用しましょう。
手数料などムダなお金をかけないことが、カードローンをかしこく利用するコツです。
任意返済の比較①:最低返済額 + 3,000円を返済した場合
最低返済額に3,000円プラスした場合の利息総額・返済期間は以下の通り。
- 借入金額:300,000円
- 毎月の返済金額:9,000円(残高10万円超30万円以下)
6,000円(10万円以下) - 借入金利(年率):17.8%
- 利息総額:125,712円
(総返済額:425,712円) - 返済期間:54カ月
最低返済額だけを返済した場合と比べて「利息は約14万8千円安く、返済期間は65カ月短縮」しています。
最低返済額にプラスして3,000円任意返済するのは、それほど難しくありません。
「プラス3,000円くらいなら任意返済できそう」という人は、ぜひとも実践しましょう。
任意返済の比較②:最低返済額 + 6,000円を返済した場合
最低返済額に6,000円プラスした場合の利息総額・返済期間は以下の通り。
- 借入金額:300,000円
- 毎月の返済金額:12,000円(残高10万円超30万円以下)
9,000円(10万円以下) - 借入金利(年率):17.8%
- 利息総額:82,065円
(総返済額:382,065円) - 返済期間:35カ月
最低返済額だけを返済した場合と比べて「利息は約19万安く、返済期間は84カ月短縮」しています。
最低返済額にプラス6,000円だと、実践が少し難しいかもしれません。
しかし最低返済額だけの返済と比べて、利息が大幅に少ないことがわかりますよね。
任意返済を実践するために、支出のなかで削れる項目がないか確認してみましょう。
任意返済の比較③:最低返済額 + 11,000円を返済した場合
最低返済額に11,000円プラスした場合の利息総額・返済期間は以下の通り。
- 借入金額:300,000円
- 毎月の返済金額:17,000円(残高10万円超30万円以下)
14,000円(10万円以下) - 借入金利(年率):17.8%
- 利息総額:52,493円
(総返済額:352,493円) - 返済期間:22ヶ月(1年9ヶ月)
最低返済額だけを返済した場合と比べて「利息は約22万安く、返済期間は97カ月短縮」しています。
ここまでくると節約できたお金で大きな買い物ができますよね。
お金に余裕がある人は任意返済を活用して、オリックス銀行カードローンを少しでもおトク利用しましょう。
上のボタンから公式サイトへすすみ、申し込み手続きをしましょう。
口座開設・来店不要で審査結果を受け取れます。
オリックス銀行カードローンの返済シミュレーション
オリックス銀行カードローンの公式サイトでは、返済シミュレーションを用意しています。
「希望の利用限度額」「借入希望額」を入力することで、3つのことがわかるんですね。
- 返済回数
- 総返済額
- 利息
オリックス銀行カードローンを申し込む前に、まず一度試してみましょう。
任意返済する際の参考にもなるはずです。
先述した通り、最初に設定される利用限度額は30~50万円程度。
50万円を超える利用限度額を希望すると、審査は厳しくなるので注意してください。
オリックス銀行カードローンの利用限度額は、利用中に増額が可能です。
高い利用限度額をのぞむ人は、申し込み時は必要最低限の利用限度額を希望しましょう。