あけましておめでとうございます。
早速ですがみなさん、2018年はお年玉をいくらあげましたか?
お年玉をもらえるような若いときはあっという間。
いつの間にか、お年玉をあげる立場になっていたという人は多いと思います。
「みんなお年玉ってどのくらいあげたんだろ・・・相場は?」
「あの親戚とは仲が良くないし、子供にお年玉なんて正直あげたくなかった・・・」
「ウチの子供、お年玉もらいすぎ。ある程度は親が管理しないと金銭感覚が・・・」
お年玉に対する想いは人それぞれですよね。
ほとんどの人は一人前の大人として、スマートな振る舞いをしたいと考えているのではないでしょうか。
お金をあげるだけでなく、子供を良い方向へ導くきっかけにしたいと考えている人もいるかと思います。
そこで今回は取り立てほやほやのアンケートをもとに、2018年のお年玉事情を調べました。
- 新年の職場や友人との話題のネタ
- 来年のお正月にあげるお年玉の参考データ
- 伝統や教育としてのお年玉を深く考えるきっかけ
これらのために、記事をぜひとも活用していただけたら幸いです。
①お年玉アンケートの調査概要
②2018年みんなどのくらいあげた?「お年玉の相場」
③いつからいつまで?「お年玉をあげる・あげないライン」
④全額好きにつかわせる?「わが子のお年玉の総額と管理方法」
⑤どうなる!?「これからのお年玉」
⑥来年のお年玉は2018年のデータを参考にしよう!
※気になる項目をクリックしてみましょう
お年玉アンケート2018の調査概要
【お年玉アンケート2018の調査概要 】
【調査名】
2018年のお年玉に関するアンケート
【調査目的】
2018年のお年玉の実態・お年玉をあげた人の所感を調べるため
【調査方法】
記述式のwebアンケート(ランサーズ)
【調査対象】
子供がいるシングル・既婚者(男女)
【有効回答数】
300名(男性:103名・女性:197名)
【回答率】
100%
【調査内容】
①回答者の情報
②回答者の2018年のお年玉に関する情報
③回答者の子供の情報
④回答者の子供の2018年のお年玉に関する情報
⑤お年玉の伝統への賛否・その理由
⑥お年玉に関する不快なエピソード
【調査機関】
2018年1月2日~1月3日
お年玉アンケート2018「回答者の情報」
お年玉アンケート2018に答えてもらった人の、年齢別の人数は以下の通り。
年齢 | 人数 |
---|---|
20代 | 38人 |
30代 | 129人 |
40代 | 110人 |
50代 | 23人 |
未成年や60代以上の親はおらず、30代・40代の人で約8割を占めます。
残りの約2割が20代・50代です。
またお年玉アンケート回答者の子供の人数は以下の通り。
回答者の子供 | 人数 |
---|---|
0歳 | 30人 |
就学前 | 195人 |
小学生 | 155人 |
中学生 | 36人 |
高校生 | 30人 |
大学生 | 21人 |
社会人 | 6人 |
1家庭あたりの子供の人数は1.57人。
1家庭でもっとも子供の人数が多かったのは、子供5人という家庭でした。
また30代・40代の親が多かったためか、子供は就学前・小学生が突出して多い結果となりました。
2018年みんなどのくらいあげた?「お年玉の相場」
2018年のお正月、みんながどのくらいお年玉をあげたのか気になるところ。
お年玉アンケート2018の結果を知れば、近年のお年玉の相場を知ることができます。
「イイ人と思われたくてカッコつけて、ちょっとあげすぎちゃった!」
「来年以降は適正な金額をあげないと、子供の教育に悪いよね・・・」
このような人は来年のお年玉のためにも、ぜひとも参考にしてみてください。
2018年のお正月に「自分の子供にあげたお年玉の金額」
アンケート回答者が2018年に、わが子にあげたお年玉の金額は以下の通り。
【自分の子供:一人あたりのお年玉の金額】
お年玉の金額 | お年玉をあげた親の人数 |
---|---|
あげていない | 90人 |
1,000円未満 | 29人 |
1,000円以上3,000円未満 | 140人 |
3,000円以上5,000円未満 | 70人 |
5,000円以上10,000円未満 | 76人 |
10,000円以上20,000円未満 | 40人 |
20,000円以上 | 6人 |
就学前・小学生の子供がいる家庭が多いため「1,000円以上3,000円未満」が1番多い結果になりました。
自分の子供にはお年玉をあげていないという親は、300人中90人(30%)。
小さい子供しかいないという場合だけでなく、教育方針からわが子にお年玉をあげないケースがあることがわかりました。
2018年のお正月に「自分以外の子供にあげたお年玉の総額」
アンケート回答者が2018年に、わが子以外にあげたお年玉の総額は以下の通り。
【自分以外の子供:お年玉の総額】
お年玉の金額 | 人数 |
---|---|
自分の子供以外にあげていない | 69人 |
5,000円未満 | 52人 |
5,000円以上10,000円未満 | 74人 |
10,000円以上15,000円未満 | 40人 |
15,000円以上20,000円未満 | 21人 |
20,000円以上25,000円未満 | 21人 |
25,000円以上30,000円未満 | 7人 |
30,000円以上 | 16人 |
「自分の子供以外にあげていない」も含めれば全体の65%が、自分以外の子供へのお年玉は10,000円未満。
親戚に中高生の子供がいない場合は、1万円分のお金を用意しておけば事足りるということですね。
親戚に中高生の子供がいる場合は、25,000円くらい用意しておくと安心です。
お年玉を総額30,000円以上あげている人は、小さい子供にも10,000円以上あげていました。
おそらく多くが高収入の人だと推察されます。
決めないとキリがない!?「お年玉をあげる範囲」
お年玉をあげる範囲を事前に決めておかないとその場の雰囲気に負けて、
- 出先で偶然会った友人の子供
- 知らない親戚の子供
これら予定になかった子供にも、お年玉をあげることにもなりかねません。
2018年のお年玉は「どの範囲まであげたか」を聞きました。
お年玉をあげた範囲 | 人数 |
---|---|
自分の子供のみ | 69人 |
兄弟姉妹の子供(甥や姪)まで | 121人 |
義理の兄弟姉妹の子供まで | 42人 |
親戚の子供(従兄弟やはとこの子供)まで | 51人 |
友達の子供まで | 10人 |
集まりで小さい子供がいればあげた | 6人 |
1番多かったのは「兄弟姉妹の子供(甥や姪)まで」で、全体の約40%。
2番目に多いのは「自分の子供のみ」という人で全体の約22%。
次いで「親戚の子供まで(約17%)」「義理の兄弟姉妹の子供まで(14%)」となっています。
「友達の子供まで(約3%)」「集まりで小さい子供がいればあげた(2%)」は、かなりの少数派であることがわかりました。
みんなが思う「立場別にあげるお年玉の妥当な金額」
「お年玉ってどのくらいあげればいいんだろう。無難な金額を知りたい!」
以下の回答項目で、立場別にあげるお年玉の妥当な金額を調査しました。
【立場別の子供】
- 就学前
- 小学生
- 中学生
- 高校生
- 専門学生・大学生
- 社会人
【回答する金額】
- あげるべきではない
- 1,000円未満
- 1,000円以上3,000円未満
- 3,000円以上5,000円未満
- 5,000円以上10,000円未満
- 10,000円以上20,000円未満
- 20,000円以上
少ないお年玉でガッカリされるのもイヤですし、相場以上のお年玉をあげて来年以降の期待が大きくなるのも避けたいですよね。
みんなが思うお年玉の妥当な金額を知って、計画的にお年玉を配れるようにしましょう。
【就学前】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 41人 |
1,000円未満 | 40人 |
1,000円以上3,000円未満 | 170人 |
3,000円以上5,000円未満 | 28人 |
5,000円以上10,000円未満 | 17人 |
10,000円以上20,000円未満 | 4人 |
20,000円以上 | 0人 |
【小学生】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 1人 |
1,000円未満 | 4人 |
1,000円以上3,000円未満 | 91人 |
3,000円以上5,000円未満 | 156人 |
5,000円以上10,000円未満 | 40人 |
10,000円以上20,000円未満 | 8人 |
20,000円以上 | 0人 |
【中学生】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 4人 |
1,000円未満 | 0人 |
1,000円以上3,000円未満 | 8人 |
3,000円以上5,000円未満 | 102人 |
5,000円以上10,000円未満 | 149人 |
10,000円以上20,000円未満 | 36人 |
20,000円以上 | 1人 |
【高校生】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 8人 |
1,000円未満 | 0人 |
1,000円以上3,000円未満 | 3人 |
3,000円以上5,000円未満 | 27人 |
5,000円以上10,000円未満 | 146人 |
10,000円以上20,000円未満 | 110人 |
20,000円以上 | 6人 |
【専門学生・大学生】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 99人 |
1,000円未満 | 0人 |
1,000円以上3,000円未満 | 1人 |
3,000円以上5,000円未満 | 10人 |
5,000円以上10,000円未満 | 54人 |
10,000円以上20,000円未満 | 122人 |
20,000円以上 | 14人 |
【社会人】にあげるお年玉の金額はどのくらいが妥当?
妥当なお年玉の金額 | 人数 |
---|---|
あげるべきではない | 269人 |
1,000円未満 | 0人 |
1,000円以上3,000円未満 | 1人 |
3,000円以上5,000円未満 | 6人 |
5,000円以上10,000円未満 | 7人 |
10,000円以上20,000円未満 | 15人 |
20,000円以上 | 2人 |
赤字部分が回答数が最多になった数字なので、赤字部分が相場といえます。
赤字部分の範囲でお年玉をあげると、子供にも不快に思われないはず。
専門学生・大学生は最多ではありませんが「あげるべきではない」が約3割。
働いている社会人は、基本的にお年玉をあげる必要がないと思われています。
大学生・社会人は気持ち程度の少額を渡しても、喜ばれない可能性が高いです。
お年玉をあげたくないときや、出費がキツい場合は無理してあげなくても良いでしょう。
いつからいつまで?「お年玉をあげる・あげないライン」
お年玉をあげる立場にとって頭を悩ますのは、どの年齢の子供まであげるべきか。
「あげた子供の親にとっては、もしかしたら迷惑かもしれない・・・」
伝統的な行為について、こんな風に考えたらキリがありません。
不安な気持ちでお年玉をあげると、面倒くさい伝統になってしまいますよね。
そこでお年玉を「あげ始めるとき・あげなくなるとき」についてアンケートをとったので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんにもあげる!?「お年玉をあげ始めるライン」
お年玉をあげ始めるラインについて、300人は以下のように回答しました。
お年玉をあげ始めるライン | 人数 |
---|---|
赤ちゃんから | 101人 |
お金の存在を認識しはじめてから | 61人 |
保育園・幼稚園に入ってから | 89人 |
小学校入学から | 47人 |
中学校入学から | 0人 |
高校入学から | 0人 |
その他 | 2人 |
意外にも「赤ちゃんから」お年玉をあげるが1位で全体の約33%。
およそ3人に1人は、赤ちゃんからお年玉をあげていました。
「赤ちゃんのうちからあげて、おむつ代などの足しにしてくれたら嬉しい」という、同じ親としての気持ちが読み取れますね。
またほぼ全員が、小学生までにお年玉をあげ始めていることわかりました。
大学生にはあげる!?「お年玉をあげなくなるライン」
お年玉をあげなくなるラインについて、300人は以下のように回答しました。
お年玉をあげなくなるライン | 人数 |
---|---|
0人 | |
中学校卒業まで | 9人 |
高校卒業まで | 108人 |
20歳まで | 45人 |
大学・専門学校卒業まで | 82人 |
就職するまで | 53人 |
その他 | 3人 |
全体の36%は高校卒業を機にお年玉をあげないと回答しました。
2番目に多かったのは「大学・専門学校卒業まで」の約27%。
次いで「就職するまで(約17%)」「20歳まで(15%)」となっています。
全額好きにつかわせる?「わが子のお年玉の総額と管理方法」
親は子供がもらったお年玉が、総額いくらなのか把握しているのでしょうか。
把握していないとお礼をいったりできずに、相手から「もうあの家の子供にはあげたくない」と思われるかもしれません。
親の目の届かない隠れたところでお年玉を渡す大人もいるかもしれないので、
- 「親のいないところでお年玉をもらわないこと」
- 「いないところでもらっても誰からもらったか把握しておくこと」
集まりへの訪問前に、自分の子供に2つを注意喚起しておくと良いでしょう。
2018年のお正月はこのくらいもらってた!「わが子のお年玉の総額」
アンケート回答者に、自分の子供のお年玉の総額を聞きました。
自分の子供がもらったお年玉の総額 | 人数 |
---|---|
知らない | 10人 |
5,000円未満 | 49人 |
5,000円以上10,000円未満 | 48人 |
10,000円以上20,000円未満 | 89人 |
20,000円以上30,000円未満 | 58人 |
30,000円以上 | 46人 |
「知らない」と回答した親は、300人中10人(約3%)。
その他の親は、子供がもらったお年玉の総額を把握していました。
また1番多かったのは「10,000円以上20,000円未満(約29%)」です。
わが子はこの人たちにお年玉をもらってた
自分の子供が、誰からお年玉をもらっているかを聞きました(複数選択OK)。
自分の子供にお年玉をくれた人 | 票数 |
---|---|
親 | 210票 |
祖父母 | 272票 |
叔父(伯父)・叔母(伯母) | 212票 |
親の友人・知人 | 39票 |
その他 | 32票 |
全体の9割以上の家庭の子供が、祖父母からお年玉をもらっています。
多くの祖父母にとって、お正月は孫に存在感をアピールできるいい機会になっているのかもしれません。
親戚以外の、親の友人や知人からお年玉をもらっていた子供は全体の13%でした。
全部子供にあげる?「2018年 わが子のお年玉の管理」
自分の子供のお年玉を親として、どのくらい管理するのかを聞きました。
お年玉の管理方法 | 人数 |
---|---|
全額を親のお金にする | 10人 |
全額を回収して管理する | 118人 |
一部を回収して管理する | 123人 |
全額好きにつかわせる | 49人 |
全額を親のお金として回収する人は、さすがに少なめ。
ただしその場合でも、子供用品など子供に関係することにつかうとのことです。
まだ子供が幼い(お金の存在を認識していない)という人は、全額を回収して管理。
「一部を回収して管理する」を選んだ人の多くは、お金を管理することを覚えさせるために強制的に回収していました。
「全額好きにつかわせる」は全体の16%。
お年玉が年1回のイベントであることや「お金の管理に失敗することも勉強」ということで、すべて子供の好きなようにつかわせるという人が多数でした。
「全額親のお金にする」
ママたち・パパたちのリアルな声は以下の通り。
(子供:2歳の息子)
(子供:4歳の息子)
「全額を回収して管理する」
(子供:5歳の息子)
(子供:13歳の息子)
(子供:11歳と8歳)
(子供:7歳と5歳の息子)
「一部を回収して管理する」
(子供:6歳の息子、4歳の娘)
(子供:4歳と1歳)
(子供:8歳と4歳の息子)
「全額好きにつかわせる」
(子供:11歳の息子、14歳の娘)
(子供:11歳の息子)
あなたはどうする!?「管理したお年玉のつかいみち」
子供のお年玉は管理すると答えた人(251人)に、つかいみちを聞きました。
管理したお年玉のつかいみち | 人数 |
---|---|
子供の預貯金にする | 198人 |
子供の学費につかう | 20人 |
子供用品費につかう | 33人 |
子供とは別に生活費にまわす | 0人 |
子供とは別にレジャー費にまわす | 0人 |
さすがにアンケートを取った人の中には、預かったお年玉を生活費やレジャー費に流用する親はいませんでした。
圧倒的に多かったのは「子供の預貯金にする(約78%)」。
他には学費や子供用品費がありますが、基本的には子供のためを考えたつかいみちになっています。
どうなる!?「これからのお年玉」
歴史は古いお年玉の伝統。由来を知れば重要な儀式だとわかります。
ただし少子化とはいえ昔のように、お年玉を配れる金銭的余裕がない人もいるはず。
こちらでは「これからのお年玉」について考察していきます。
結構キツい・・・「お年玉の金銭的負担」
お年玉をあげる余裕があるなら、会った子供全員に気持ちよくあげたいところ。
しかし現実的な問題として好景気とはいえない世情で、お年玉をあげる金銭的余裕はない人が多数ではないでしょうか。
300人アンケートでお年玉の金銭的負担について聞きました。
お年玉に金銭的負担を感じるか | 人数 |
---|---|
とても負担に感じる (伝統がなくなってほしいほど) |
35人 |
少し負担に感じる | 103人 |
親しくない子供にあげると負担に感じる | 82人 |
あまり負担に感じない | 41人 |
子供に喜んでもらえる機会なので嬉しい | 39人 |
全体の46%(138人)がお年玉に金銭的負担を感じています。
またお年玉をあげる相手が「親しくない子供」の場合には、約27%の人が特に金銭的負担を感じるとのことでした。
つまり300人中220人(約73%)は、お年玉をあげる際にはテンションが下がっているんですね。
「あまり負担に感じない」「子供に喜んでもらえる機会なので嬉しい」はともに約13%。
ポジティブな気持ちでお年玉をあげているのは、全体の約26%でした。
誰か聞いて!「お年玉に関する不快なエピソード」
お年玉をあげる立場になってわかる、子供の無作法や無礼な態度があると思います。
お年玉をあげる立場になって経験した、ネガティブなエピソードを集めました。
これからのお年玉を考える上での参考にしましょう。
ママたちの意見
ママたちのリアルな声は以下の通り。
(子供:4歳の息子)
(子供:8ヶ月と2歳と4歳)
(子供:15歳と10歳の娘)
(子供:5歳の娘、2歳の息子)
(子供:10歳)
パパたちの意見
パパたちのリアルな声は以下の通り。
(子供:11歳と9歳の娘、3歳の息子)
(子供:14歳の娘)
(子供:5歳と1歳の息子、4歳の娘)
(子供:3歳)
(子供:12歳の息子、10歳の娘)
これからのお年玉「賛成?反対?」
アンケートに回答した人は、お年玉の伝統をどう思っているのでしょうか。
お年玉の伝統 | 人数 |
---|---|
賛成 | 229人 |
反対 | 65人 |
どちらともいえない | 6人 |
全体の約76%が賛成・約21%が反対という結果になりました。
伝統としてはわかるけど、悪い伝統になるおそれがある(場合によっては子供の金銭感覚をおかしくする)という人は「どちらともいえない」を選択しています。
賛成派の意見
「お年玉の伝統は賛成」のママたち・パパたちのリアルな声は以下の通り。
(子供:20歳と12歳・12歳の双子の娘)
(子供:5歳の息子)
(子供:3歳の息子)
(子供:23歳と18歳の娘)
反対派の意見
「お年玉の伝統は反対」のママたち・パパたちのリアルな声は以下の通り。
(子供:14歳の息子)
(子供:7歳と5歳の息子)
(子供:7歳の息子、4歳の娘)
どちらともいえない派の意見
「どちらともいえない派」のママ・パパのリアルな声は以下の通り。
(子供:7歳の息子)
(子供:25歳と23歳と17歳の3人)
これからのお年玉は値下げ・親の管理強化が十分ありうる
・多くの人にとってお年玉は負担
・お年玉は親戚との関係悪化の原因になる
・他に「お金の勉強になる機会」があれば意義は薄くなる
これからのお年玉は、以下のようになると考えられます。
お年玉について | 予想される動き |
---|---|
お年玉の相場額 | 負担にならないように値下がり |
お年玉をあげる範囲 | 「親戚の子供にはあげない」などに縮小 |
あげるお年玉の総額 | 減少していく |
自分の子供にお年玉をあげない親 | 多数派になる |
親によるお年玉の管理 | 強化されていく |
特に不景気が続くようであれば、この傾向は強くなるはずです。
またお年玉も子供の教育の一環として考えれば「あげない」という人が多数派になってもおかしくありません。
アンケートからわかったことを参考に、広い視野をもってこれからのお年玉についても考えてみましょう。
来年のお年玉は2018年のデータを参考にしよう!
お年玉アンケート2018で判明した、子供の立場別の相場額は以下の通り。
子供の立場 | お年玉の相場額 |
---|---|
就学前 | 1,000円以上3,000円未満 |
小学生 | 3,000円以上5,000円未満 |
中学生 | 5,000円以上10,000円未満 |
高校生 | 5,000円以上10,000円未満 |
専門学生・大学生 | 10,000円以上20,000円未満 |
社会人 | あげるべきではない |
表の相場額はアンケートでの最多回答なので、迷ったら参考にしましょう。
お年玉は「赤ちゃんから」あげて問題ありません。
また高校を卒業した子供に対しては、あげなくてもOKです。
用意しておくお年玉の予算の決め方のポイントは、身内の子供に「中高生がいるか・いないか」。
- 中高生がいる ⇨ 予算は25,000円
- 中高生がいない ⇨ 予算は10,000円
子供の立場・人数によってお年玉の総額は大きく変動するので、上記はあくまで目安。
ただあらかじめ用意しておけば、思わぬ出費に苦しむことはなくなります。
自分の子供のお年玉の管理に関しては、買いたいものを1つだけ買わせて、あとは預貯金にまわさせるのがベター。
基本的に子供にお金の管理はできません。
買いたいと思ったら、すぐに買ってしまいます。
予算の立て方や散財をガマンするコツは、親がしっかりフォローするべきです。
まだ子供がお年玉をつかい切っていないという人は、管理方法にも目を向けてくださいね。
今回の記事内容を参考に、来年のお年玉・これからのお年玉についても考えてみましょう。
次のお正月に近づいたら、この記事を再読していただけると幸いです。