いきなりですが皆さん、夏のボーナスはもらいましたか?
毎日頑張って働いたごほうびとしてもらえるボーナス。
- 他の人がいくらもらっているか
- 他の人が何に使っているか
- どうすればおトクに使えるか
特に上記のようなことが気になりますよね。
今回は500人にアンケートして、夏のボーナスの金額や使い道を調査しました。
夏のボーナスの使い道を決めている人も、そうでない人も参考にしてください。
①夏のボーナスについてのアンケート調査
②2018年の夏はいくらもらった?「ボーナスの相場」
③どんな風に使ってる?「ボーナスの使い道」ベスト9
④ボーナスを使っておトクに楽しむ方法
⑤絶対にマネしてほしくないボーナスの「NGな使い方5選」
⑥ボーナスは貯金しながら有意義に使って楽しめる!
※①~③はアンケート結果をまとめている段落です
ボーナスをかしこく使うコツは④以降で説明します
※気になる項目をクリックしてみましょう
夏のボーナスについてのアンケート調査
【アンケートの調査概要】
【調査名】
2018年夏のボーナスに関するアンケート
【調査目的】
・2018年の夏のボーナスが出た割合やもらった金額を調べるため
・ボーナスのお金をどの用途に何割使ったか知るため
【調査方法】
記述式のWEBアンケート
【有効回答数】
500名(回答率100%)
【調査期間】
2018年8月3日~8月6日
アンケートを取った回答者の詳細は以下の通り。
2018年の夏はいくらもらった?「ボーナスの相場」
500人に聞いたアンケートの結果をもとに、以下をまとめました。
今回はアンケートで実際に出た意見も、あわせてご紹介します。
そもそももらってる?「ボーナスをもらった人の割合」
アンケート回答者500人中、ボーナスをもらった人の割合は以下の通り。
ボーナス | 人数 |
---|---|
もらった | 396人 |
もらわなかった | 104人 |
2018年に夏のボーナスが出た人は500人中396人で、全体の79.2%です。
さらにボーナスをもらった人を以下の項目で分けてみました。
- 雇用形態
- 年収金額
なおボーナスをもらっていない人には、特別な事情がある人もいます。
①「雇用形態別」ボーナスをもらった人の割合
雇用形態で分けた、ボーナスをもらった人の割合は以下の通り。
雇用形態 | 全体の人数 | ボーナスを もらった人 |
ボーナスを もらった人の割合 |
---|---|---|---|
正社員 | 378人 | 352人 | 93.1% |
契約社員 | 31人 | 21人 | 67.7% |
派遣社員 | 14人 | 2人 | 14.3% |
その他 | 77人 | 21人 | 27.3% |
正社員でボーナスが出たのは、全体の9割以上でした。
かなり少ないですが、正社員でもボーナスが出ない人もいるようです。
他の雇用形態では、契約社員でボーナスが出た人は全体の3分の2ほど。
派遣社員でボーナスをもらえた人は、全体の1割強とかなり低いです。
②「年収金額別」ボーナスをもらった人の割合
年収金額で分けた、ボーナスをもらった人の割合は以下の通り。
年収金額 | 全体の人数 | ボーナスを もらった人 |
ボーナスを もらった人の割合 |
---|---|---|---|
1万円~200万円 | 63人 | 14人 | 22.2% |
201万円~350万円 | 91人 | 60人 | 65.9% |
351万円~500万円 | 133人 | 124人 | 93.2% |
501万円~650万円 | 88人 | 80人 | 90.9% |
651万円~800万円 | 46人 | 45人 | 97.8% |
801万円~900万円 | 65人 | 65人 | 100.0% |
901万円以上 | 10人 | 8人 | 80.0% |
年収が351万円以上になると、8割以上がボーナスをもらえています。
年収が「201万円~350万円」の人は、もらえる割合が少し減っていますね。
さらに年収200万円以下になると、ボーナスがもらえる人が少ないです。
これは雇用形態と年収の間に関連性があるからと予想されます。
雇用形態でも正社員が9割以上ボーナスを支給されていたのに対し、契約社員・派遣社員になるとボーナスを貰える率は下がっていました。
一般的に正社員のほうが契約社員や派遣社員よりも年収が高いです。
なので年収が高いほうがボーナスを貰えているという結果になっているのでしょう。
ただし例外的に年収が低くても、ボーナスはたくさん貰えた人もいるのは興味深いですね。
いくらもらった?「ボーナスの具体的な金額」
ボーナスをもらった人に、具体的な金額を聞きました。
ボーナスの金額 | 人数 |
---|---|
10万円以下 | 28人 |
11万円~30万円 | 51人 |
31万円~50万円 | 114人 |
51万円~70万円 | 141人 |
71万円~100万円 | 53人 |
101万円以上 | 9人 |
夏のボーナス全体の平均金額は51.74万円になります。
「51万円~70万円」の人が一番多く、全体の28.2%です。
しかし人によっては、もらえる金額が極端に少ない場合もありました。
ボーナスの金額を「項目ごとに比較」してみた
5つの項目に分けて、ボーナスの金額を比較してみました。
実際の金額は、勤務先の経営状況や個人の業績によって大きく左右されます。
以下のデータはあくまで、参考としてご参照ください。
ボーナスの金額の比較項目①:年齢層
ボーナスの金額を「回答者の年齢層」で比較してみましょう。
年齢層 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
20代 | 89人 | 35.9万円 |
30代 | 121人 | 48.8万円 |
40代 | 146人 | 58.4万円 |
50代 | 34人 | 71万円 |
60歳以上 | 6人 | 45.7万円 |
ボーナスをもらった金額は、年齢に比例して上がります。
20代のボーナスの平均金額に比べて、50代はほぼ倍に近い金額になりました。
ただし50代まで平均金額が上がるものの、60歳を超えると25万円近くもダウン。
しかし60代でも以下のように、ボーナスをきちんともらえている人もいます。
ボーナスの金額の比較項目②:年収金額
ボーナスでもらった金額を「年収金額」で比較してみましょう。
年収金額 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
1万円~200万円 | 14人 | 19.3万円 |
201万円~350万円 | 60人 | 24.0万円 |
351万円~500万円 | 124人 | 43.3万円 |
501万円~650万円 | 80人 | 58.6万円 |
651万円~800万円 | 45人 | 78.3万円 |
801万円~900万円 | 65人 | 95.9万円 |
901万円以上 | 8人 | 131.3万円 |
年収金額の範囲に比例して、もらったボーナスの平均金額も上がります。
どの年収金額でも、ボーナスは年収の10分の1よりやや多めになる様子。
しかし同じ年収金額の範囲でも、ボーナスの金額の個人差は大きいです。
ボーナスの金額の比較項目③:家族構成
ボーナスでもらった金額を「家族構成」で比較してみましょう。
家族構成 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
独身 (親と同居) |
29人 | 36.8万円 |
独身 (子供なし) |
123人 | 40.7万円 |
独身 (子供あり) |
15人 | 48.7万円 |
既婚 (子供なし) |
35人 | 55.9万円 |
既婚 (子供あり) |
194人 | 60.4万円 |
独身よりも既婚・子供がいない人よりもいる人の、平均金額が高いです。
子供手当が出て、ボーナスの金額に加算される会社も多いんですね。
子供をもつ回答者は、手当の分ボーナスの平均金額が多くなりました。
ボーナスの金額の比較項目④:雇用形態
ボーナスでもらった金額を「雇用形態」で比較してみましょう。
雇用形態 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
正社員 | 352人 | 54.2万円 |
契約社員 | 21人 | 31.7万円 |
派遣社員 | 2人 | 46.5万円 |
その他 | 21人 | 30.4万円 |
ボーナスをもらった人数も平均金額も、正社員が一番多くなりました。
派遣社員はそもそも人数が少なく、平均で見ると契約社員よりも高額。
(30万円と60万円ボーナスをもらった人が1人ずつ)
アルバイトなど、その他の雇用形態はボーナスの金額はやや少なめです。
ボーナスの金額の比較項目⑤:企業の種類
ボーナスでもらった金額を「企業の種類」で比較してみましょう。
企業の種類 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
上場企業 | 93人 | 66.7万円 |
非上場企業 | 170人 | 41.5万円 |
官公庁 公的機関 |
99人 | 58.4万円 |
その他 | 34人 | 43.0万円 |
上場企業社員の平均金額は、官公庁・公的機関よりも高額なんですね。
非上場企業を選択した回答者が一番多いですが、平均金額は一番低い数字です。
「その他(自営業など)」は、非上場企業よりも高くなりました。
どんな風に使ってる?「ボーナスの使い道」ベスト9
アンケート結果の「ボーナスの使い道」上位9位のランキングは以下の通り。
ランキング (人数) |
ボーナスの使い道 |
---|---|
第1位 (449人) |
貯金 |
第2位 (176人) |
ローンの返済 (住宅・自動車・教育など) |
第3位 (151人) |
生活費 |
第4位 (147人) |
旅行・レジャー |
第5位 (127人) |
ショッピング |
第6位 (115人) |
趣味 |
第7位 (102人) |
資産運用・投資 |
第8位 (32人) |
外食 |
第9位 (14人) |
美容 |
※複数回答OKにしているため第1位~第9位の合計得票数は500を超えています
回答者の9割が貯金と回答し、他の選択肢に差をつけてダントツ1位。
貯金と回答した人が語った、具体的な目的を見てみましょう。
2位はローンの返済、3位には生活費の充てんなど現実的な使い道が続きます。
4位以降に旅行やショッピングなど、娯楽的な使い道が出てくるんですね。
多くの人は目の前の楽しみよりも、将来の安心を優先させるようです。
ボーナスをもらわなかった人は、95万円ボーナスをもらった前提で回答しています。
95万円は経団連が発表した、大手企業の2018年夏期ボーナスの平均金額です。
経団連調べのボーナス金額について詳しくは、こちらをご参照ください。
(経団連「2018年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果」PDF)
「ボーナスの使い道」で見られた少数派の意見
ボーナスの使い道に関して、少数派の意見を見てみましょう。
引っ越し・副業の資金・人へのプレゼントなどは、少数派になりました。
ボーナスでもらったお金を「どの用途に何割使ったか」調査
ランキング上位の使い道に、ボーナスの何割使うかを調査。
ボーナスをもらった人は、実際に使ったときのことを答えていただきました。
もらっていない人は今までと同様、95万円もらった前提で回答しています。
ボーナスの使い道①:貯金
ボーナスを貯金に使うと答えた449人に、何割使うか聞きました。
貯金の割合 | 人数 | もらったボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
1割 | 5人 | 57万円 |
2割 | 20人 | 65.8万円 |
3割 | 50人 | 58万円 |
4割 | 36人 | 62万円 |
5割 | 88人 | 51.2万円 |
6割 | 75人 | 40.7万円 |
7割 | 70人 | 49.4万円 |
8割 | 41人 | 51.6万円 |
9割 | 22人 | 54万円 |
10割 | 42人 | 43.1万円 |
ボーナスを貯金する割合は「5割」が最多で全体の約19.5%です。
6割や7割と答えた人もあわせると233人になり、回答者の半数近く。
しかし貯金の割合に比例して、ボーナスの平均金額は大きく変動しません。
どれだけ貯金するかは、ボーナスの金額によらないことがわかります。
ボーナスの使い道②:ローン返済
ボーナスでローンを返済すると答えた176人に、何割使うか聞きました。
ローン返済に 使った割合 |
人数 |
---|---|
1割 | 12人 |
2割 | 61人 |
3割 | 43人 |
4割 | 20人 |
5割 | 19人 |
6割 | 11人 |
7割 | 5人 |
8割 | 2人 |
9割 | 1人 |
10割 | 2人 |
回答者の半数以上である104人が、2割~3割をローン返済に使うとのこと。
2割~3割と答えた人のボーナスの、平均金額は約56.1万円。
56.1万円のうち2割~3割なので、11万円~17万円を返済します。
ボーナスをローン返済に全額使う人は、2人しかいませんでした。
繰り上げ返済をするとしても、たくさんお金をつぎこむ人は少ないようです。
ボーナスの使い道③:旅行・レジャー
ボーナスを旅行やレジャーに使うと答えた147人に、何割使うか聞きました。
旅行・レジャーに 使った割合 |
人数 |
---|---|
1割 | 40人 |
2割 | 51人 |
3割 | 36人 |
4割 | 9人 |
5割 | 9人 |
6割 | 1人 |
7割 | 1人 |
8割 | 0人 |
9割 | 0人 |
10割 | 0人 |
回答者の半数を超える91人が、旅行にボーナスの1割~2割使うと回答。
1割~2割と回答した人の、ボーナスの平均金額は52.5万円です。
旅行費用は5万円~10万円ほどということですね。
10万円もあれば国内だけでなく、近隣諸国にも気軽に行くことができます。
ボーナスの使い道④:ショッピング
ボーナスをショッピングに使うと答えた127人に、何割使うか聞きました。
ショッピングに 使った割合 |
人数 |
---|---|
1割 | 54人 |
2割 | 46人 |
3割 | 19人 |
4割 | 4人 |
5割 | 1人 |
6割 | 1人 |
7割 | 1人 |
8割 | 0人 |
9割 | 0人 |
10割 | 1人 |
約8割である100人が、使うのは1割~2割と回答。
予想に反してショッピングで散財している人は、ほとんどいなかったです。
半分以上使うという人は、よほどのレアケース。
みんな欲しいものを買いたくてもグッと我慢しているようです。
ただし一人だけですが、ボーナスを全額使うと回答した人もいます。
ボーナスの使い道⑤:趣味
ボーナスを趣味の費用に使うと答えた115人に、何割使うか聞きました。
趣味に使った割合 | 人数 |
---|---|
1割 | 51人 |
2割 | 26人 |
3割 | 24人 |
4割 | 6人 |
5割 | 3人 |
6割 | 2人 |
7割 | 0人 |
8割 | 0人 |
9割 | 1人 |
10割 | 2人 |
約9割にのぼる101人が、趣味に使うのは1割~3割と回答。
趣味は人それぞれですが、他の使い道と同じく半額以上使う人は少なめ。
9割~10割使うと回答した人のコメントを紹介します。
趣味に夢中になるあまり、お金を使う感覚が薄らいでしまうのもよくあること。
楽しむことも大切ですが、ボーナスを使いすぎないように気をつけましょう。
ボーナスの使い道⑥:生活費の充てん
ボーナスを生活費の充てんに使うと答えた151人に、何割使うか聞きました。
生活費に使った割合 | 人数 |
---|---|
1割 | 49人 |
2割 | 43人 |
3割 | 35人 |
4割 | 10人 |
5割 | 7人 |
6割 | 1人 |
7割 | 0人 |
8割 | 1人 |
9割 | 0人 |
10割 | 5人 |
1割~2割と回答した人が92人と、全体の約61%。
ただし他の使い道と比べて、ボーナスを全額使った人が5人と多いです。
またすべて生活費に使うと回答した5人のうち、3人が子供がいると回答。
ある程度のボーナスをもらっても、家計次第では全額生活費も選択肢の1つになるでしょう。
ボーナスの使い道⑦:資産運用・投資
ボーナスを資産運用や投資に使うと答えた102人に、何割使うか聞きました。
資産運用・投資に 使った割合 |
人数 | ボーナスの 平均金額 |
---|---|---|
1割 | 27人 | 65.5万円 |
2割 | 18人 | 57.1万円 |
3割 | 19人 | 52.8万円 |
4割 | 11人 | 57.5万円 |
5割 | 10人 | 33.3万円 |
6割 | 4人 | 29.0万円 |
7割 | 2人 | 46.0万円 |
8割 | 3人 | 70.0万円 |
9割 | 1人 | 60.0万円 |
10割 | 7人 | 29.8万円 |
全体の約4人に1人が、資産運用や投資に1割使うと答えています。
6割以上になると人数が急減。6割~10割使う人の合計は17人しかいません。
国民性もあるのか、大きなお金をそのまま投資につぎこむ人は少ないです。
資産運用や投資に、ボーナスの9割~10割使った人の声を見てみましょう。
株式投資のほかにも、個人向け国債や外貨預金を実践している人もいました。
ボーナスを使っておトクに楽しむ方法
「もらったボーナスを貯金やローン返済にしか使わないのもつまらないなぁ・・・」
貯金やローン返済もしつつ、ボーナスを最大限に有効活用してみませんか。
そこでショッピング・旅行・趣味にしぼって、おトクに楽しむ方法をご紹介。
お金をかけずに十分楽しい経験ができて、どれもおすすめです。
ボーナスの範囲内でおトクに楽しむ方法:ショッピング
ボーナスで前から欲しかったものを買う人も多いはずです。
しかしあれこれ無計画に買ってしまうと、すぐにお金はなくなりますよね。
アンケートで衝動買いした人が多いものを、かしこく買うコツを紹介します。
- ブランド品を買うコツ
- 家電製品を買うコツ
- コレクション品を買うコツ
(骨董品や古いおもちゃなど)
欲しいものを上手に買って、財布への負担を減らしましょう。
買い物のコツ①:「ブランド品」編
カバンやスーツなどのブランド品を一度は買ってみたい人は多いでしょう。
ボーナスをもらっても、一流ブランドの専門店には気軽に入れないですよね。
しかしブランド品は、ネット通販サイトを使って割引価格で購入できます。
ネット通販サイトでの買い物には、メリットは以下の通り。
ブランド品を安く買うときは、セールが多いネット通販を利用しましょう。
ネットの通販サイトでは、以下のようなトラブルも起こっています。
- 偽ブランド品や偽物の商品が届いた
- 業者に連絡を取りたいが電話番号やメールアドレスが不明
- 商品を購入したがいつまで待っても届かない
特に有名なサイトを模倣した、偽の詐欺サイトには気をつけましょう。
URLの文字列が、業者の社名と関係ないものは偽サイトの可能性が高いです。
最後が「.xyz」や「.top」で終わるサイトは、絶対に使わないでください。
買い物のコツ②:「家電製品」編
ボーナスで新しく高額な家電製品を買おうという人も多いでしょう。
事前に家電製品をおトクに買うときの、注意点をチェックしてください。
壊れた家電は修理するより、新しく買い替えるほうがおトクです。
特にパソコンはパーツの価格が高く、自分で修理しても高くつくことも・・・。
また買い替えれば、消費電力も下げられる可能性もあります。
買い物のコツ③:「コレクション」編
高額な収集品に、ボーナスを使いたい人も多いでしょう。
- 骨董品
- 人形
- フィギュア
上記のようなものも、ネットで簡単に買える時代になりました。
しかし販売者とトラブルが発生したり、偽物をつかまされたりする可能性も・・・。
できる限りフリーマーケットやボロ市での購入をおすすめします。
収集品は商品をじっくり見て、買う価値があるかどうか判断したいですよね。
またネットショッピングに比べて、その場で価格交渉できるのも魅力的です。
フリーマーケットの開催情報は、ネットですぐに調べられます。
ボーナスの範囲内でおトクに楽しむコツ:旅行・レジャー
旅行は予算にあわせて、行き先や移動手段が変わります。
そのため予算の目安ごとに、きちんとプランを立てなければいけません。
ハイシーズン(旅行客の集中期)は費用がかさむだけでなく、
- 予約が取りづらい
- 混雑しやすい
これらも大きなデメリットになるので注意してください。
特に以下の時期は、飛行機や新幹線を使った旅行はなるべく避けてください。
季節 | ハイシーズンになる理由 |
---|---|
12月~年末年始 | 年末年始(特に年越し)を 旅行先で過ごす人が多いため |
3月 | 高校や大学の卒業旅行に 出かける人が多いため |
7月~8月 | お盆を中心とした 夏休みの時期に家族や友人で 出掛ける人が多いため |
逆にハイシーズンの合間の月は、飛行機代もホテル料金も高騰しづらく狙い目。
(ハイシーズンの合間の月=1月・5月~6月・10月~11月)
今回は4つの予算案に分けて、十分に楽しめる旅行プランを紹介します。
- 1万円~2万円で行ける旅行プラン
- 5万円前後で行ける旅行プラン
- 10万円前後で行ける旅行プラン
- 20万円前後で行ける旅行プラン
移動費や宿泊代などにあわせて、プランを自由に組んでみましょう。
旅行プラン①:予算が1万円~2万円の場合
予算が1~2万円あれば1人でもカップルでも、十分に楽しく旅行できます。
近場の街や観光地に遊びに行き、少しぜいたくに楽しむのもいいでしょう。
お出かけプランを歴史や鉄道など、趣味にあわせて決めるのもおすすめ。
日帰りなら忙しい人でも1日休みがあれば行けるのも、大きなメリットです。
旅行プラン②:予算が5万円前後の場合
予算に余裕はないけど、遠くに出かけたいと考えている人は多いでしょう。
近場で一泊する程度なら、綿密に計画を立てなくてもふらっと旅行できます。
一人旅ならば、在来線や路線バスでのんびり移動すれば費用は大幅削減。
ゆったり旅行したいけど、計画や予約は面倒という人におすすめです。
旅行に行きたいけど移動費をおさえたい場合、高速バスで安く移動できます。
日本全国各地に路線がありますが、平均運賃は新幹線や特急電車の半額ほど。
長時間座っているのが我慢できるならば、検討するのもいいでしょう。
経路 | 新幹線 | 高速バス |
---|---|---|
東京~名古屋 | 片道10,360円 | 片道4,000円~6,500円 |
東京~大阪 | 片道13,620円 | 片道7,500円~8,500円 |
さらに深夜バスの場合は、朝早く到着してすぐに観光に行けるのもいいところ。
スタミナがあって、一日パワフルに動き回りたい人にはうってつけです。
旅行プラン③:予算が10万円前後の場合
予算が10万円ほどあれば、国内だけでなく海外への旅行も十分可能。
パスポートを持っていれば、安くパッと行けるアジア諸国がおすすめです。
LCCや現地の安いホテルを活用すれば、国内より安上がりになることも・・・。
異国情緒を楽しんで、ほどよい旅行気分を味わいましょう。
格安航空会社(LCC)での旅行は、渡航費を抑えられるのが魅力的です。
しかしおトクな分、デメリットもあるので注意しましょう。
- 無料サービスがなく有料になってしまう
(ドリンクやイヤホンなど)
- 欠航になっても代替の便がないことがある
- 事前のキャンセルや予約変更ができないことがある
- 大手航空会社の便よりも窮屈だと感じやすい
(座席を多く設置しているため)
反対に大手キャリアは、サービスが良く臨機応変に対応します。
旅行プランや自分の性格にあわせて、どの航空会社を使うか決めましょう。
旅行プラン③:予算が20万円前後の場合
ボーナスが100万円近く出たなら、2割程度のお金でぜいたくに旅行できます。
観光地として人気の高い、欧州と北米の旅行プランを考えてみました。
ツアーパックならば、欧米の人気観光地にも安く行けるんですね。
現地でのコースが決まっているものも多く、旅慣れていない人でも安心です。
ボーナスの範囲内でおトクに楽しむコツ:趣味
今回紹介する5つの「お金をかけずに始められる趣味」はこちらです。
趣味によっては教養や、思考力の向上が見込めますよね。
さらに応用すれば食費の節約につながる、実用性の高い趣味もあります。
自分の性格やライフスタイルにあわせて、新たな趣味を始めてみましょう。
お金をかけずにハマれる趣味①:ボードゲーム(将棋・囲碁など)
若手棋士の活躍をきっかけに近年、将棋がブームになってきていますよね。
考える力が向上するため、ビジネス書に飽きた企業戦士にもおすすめです。
- 臨機応変に対応する力
(その場の状況に応じて駒の指し方を変える) - 相手の行動を推測する力
(相手が次どこに駒を指してくるか考える) - 取捨選択する力
(勝つためには犠牲が必要かどうか考える)
プロ棋士のように、戦法や定石を完全にマスターするのは不可能でしょう。
最初のうちはなかなか勝てないかもしれませんが、勝ち負けにこだわらず「相手がこうしたら次はこうしよう」と駆け引きを楽しむのも魅力の一つ。
現在では将棋や囲碁などは特に、スマホ向け無料アプリが多くリリース。
全世界のユーザーと、リアルタイムで対局できるものもあります。
お金をかけずにハマれる趣味②:読書
読書は誰でもすぐに始められる趣味の一つです。
しかし本を読む習慣がない人は、長時間ずっと文章を読むのはキツいですよね。
超長編の文学作品や難解な専門書は、数ページ読んだだけで気が滅入ります。
そこで読書習慣がない人でも、気軽に読める本のジャンルをまとめました。
どれも公共図書館に行けば気軽に読めるので、近所の図書館に出向きましょう。
無料で教養を深められるため、楽しみながら学びたい人に特におすすめです。
お金をかけずにハマれる趣味③:ジョギング・筋トレなどの運動
運動習慣がない人は、ジョギングや筋トレを趣味にするのもおすすめです。
毎日する必要はなく、週1回数時間運動するだけでも運動不足は解消。
また高額な会費のかかる、スポーツジムに通う必要はありません。
公共のスポーツ施設ならば、一日あたり1,000円以内で利用できます。
スポーツセンター | 利用時間 | 使用料金 |
---|---|---|
渋谷区スポーツセンター | 9時~21時まで 時間制限なし |
1回400円 |
大阪市スポーツセンター | 9時~21時まで 3時間以内 |
1回600円 |
スポーツジムと同じマシンを利用して、部位ごとに鍛えられます。
- 足を鍛えたい人
⇨ エアロバイクやランニングマシン - お腹をへこませたい人
⇨ アブドミナル
新しく始めるには、シューズやウェアなどの準備が必要ですよね。
古着屋やネット通販で、予算3,000円くらいで一式そろえましょう。
運動するときは最初から飛ばさず、こまめに休憩をとってください。
近くにスポーツ施設がない人には、以下の運動をおすすめします。
- ジョギング
(健康増進が目的) - ランニング
(レース出場が目的) - サイクリング
スポーツジムは敷居が高いと感じている人でも始めやすいですよね。
自転車を持っているならば、晴れの日にサイクリングで遠出してみましょう。
消費カロリーはジョギングより少ないものの、体への負担が少ないです。
お金をかけずにハマれる趣味④:園芸・家庭菜園
一戸建てにお住まいなら、庭で園芸を始めてみてはいかがでしょうか。
マンションやアパートでも、バルコニーの小さいスペースがあればOK。
園芸は大きく分けて2種類あるので把握しておきましょう。
- 種をまいて育てる
- 苗木を植え替えて育てる
ホームセンターや園芸用品店に行けば、両方とも手に入ります。
ただし初心者におすすめなのは苗木の栽培です。
栽培方法 | 特徴 | 適している植物 | 値段 |
---|---|---|---|
種 | ・発芽させる必要あり ・温度や水やりの調整が必要 ・手間がかかるが 愛着がわきやすい |
キュウリ オクラ |
100円~500円 |
苗木 | ・ある程度成熟した 状態から育てる ・いい苗木を選ぶ センスが重要 ・植え替えで 根が腐ることも |
トマト 唐辛子 ナス |
1,000円~2,000円 |
キュウリなどは植え替えで根腐れを起こすため、種から栽培してください。
一方トマトなどは、温度や湿度を毎日調整して発芽させなければいけません。
そのため発芽後の状態である、苗木からの栽培が適しているんですね。
初心者でも栽培しやすい野菜や果物をまとめました。
野菜 | 種をまいてから 収穫までの期間 |
苗木を植えてから 収穫までの期間 |
---|---|---|
ネギ | 2ヶ月~2ヶ月半 | 約1ヶ月 |
キュウリ | 約2ヶ月 | 1ヶ月~1ヶ月半 |
オクラ | 約2ヶ月 | 約1ヶ月 |
シソ | 約3ヶ月 | 約2ヶ月 |
プチトマト | 2ヶ月半~3ヶ月 | 1ヶ月半~2ヶ月 |
最初のうちは実がなかなか育たないかもしれません。
しかし徐々にうまく育てられるようになり、楽しさを覚えるはずです。
またそれぞれの野菜ごとに、育てる上での注意点が異なります。
不安なことは、種や苗木を買ったお店の人に相談してみましょう。
お金をかけずにハマれる趣味⑤:料理
一人暮らしで自炊をしていないなら、趣味にしてみてください。
料理ごとに自炊する場合と、外食した場合にかかる費用を比べてみました。
料理 | 自炊する場合の 材料費 |
ファミレスでの 値段 |
---|---|---|
野菜炒め | 160円~200円 主な材料 豚肉・白菜 にんじん・玉ねぎ |
400円~500円 |
ハンバーグ | 170円~190円 主な材料 牛ひき肉・玉ねぎ パン粉・卵・牛乳 |
450円~900円 |
オムライス | 200円~240円 主な材料 卵・精米 鶏もも肉・玉ねぎ |
650円~900円 |
※自炊する場合は材料費以外に電気・ガス・水道の費用も入れています
表を見てみると、外食の値段を大きくおさえているのがわかりますよね。
また多く作った分は、冷凍して保存しておけば損することはありません。
慣れてくれば一皿料理だけでなく、長期保存できるものも自作できます。
- 漬物
- 干物
- 調味料
経済的にも時間的にも、コスパの高い趣味といえるでしょう。
絶対にマネしてほしくないボーナスの「NGな使い方5選」
実際にボーナスをムダにした人の失敗談を、アンケートで集めてみました。
そこでわかったボーナスのNGな使い方は以下の通り。
大金をもらうと必然的に、気が大きくなってしまいます。
だからといって、ボーナスを無計画に散財するのはNGです。
金銭感覚が麻痺すると周囲が不安に感じて、人間関係に影響が出ることも・・・。
大切な人に愛想を尽かれないためにも、ボーナスは大事に使いましょう。
NGな使い方①:ギャンブルにつぎ込む
NGな使い方と聞いてまず、ギャンブルが浮かんだ人も多いと思います。
- パチンコ
- スロット
- 競馬
- 競艇
- 競輪
- 宝くじ
- スポーツ振興くじ
- オンラインカジノ
ギャンブルは、負ける(外れる)確率のほうが圧倒的に高いです。
しかし熱中するあまり「勝つまでやめない」と思ってしまうのが怖いところ。
アンケートでもギャンブルで、大金を失ったエピソードが多く集まりました。
競馬や競輪など公営競技は、一回のレースに高額をかける人も多いんですね。
一方で大当たりを狙って、いつの間に大金をつぎ込んでいたというケースも・・・。
上記は依存症の可能性が高いです。早い段階で専門医に相談してください。
ソシャゲにお金をつっこむ人も
ギャンブル的な要素が強いソシャゲに、ボーナスを突っ込んだ人もいました。
- クレジットカード
- プリペイドカード
ガチャは上記で課金するため、現金払いよりもお金が減ったと感じにくいです。
ソシャゲの課金が自制できないならば、当分は遊ぶことを控えましょう。
NGな使い方②:ブランド物や家電などの衝動買い
失敗談で一番多く挙がったのが、衝動買いで失敗したエピソードでした。
また一度買い物して気が緩んで、次から次へ色々買ってしまうケースも・・・。
高級品を買わなくても、好きなものを大量に買って失敗した人もいます。
購入直後は高揚しても、後で管理や処分が面倒に感じる可能性も高いです。
本当に買う必要があるのかを考えて、購入の是非を判断しましょう。
「ショッピングをおトクに楽しむ方法」をもう一度、確認してみてください。
NGな使い方③:株や仮想通貨などの投資に使う
株や仮想通貨などの投資に、ボーナスをつぎ込んで大損した人も多いです。
知識や経験がない人が投資に挑んでも、かなりの確率で失敗してしまいます。
根拠のない自信で無闇に挑んで、案の定失敗する人が昔から後を絶ちません。
ほかにも詐欺やトラブルの被害に遭う危険性も高いんですね。
情報も知識がない状態で、投資にお金を使わないようにしましょう。
NGな使い方④:全額使って人におごった
ボーナスをもらうと羽振りがよくなって、周囲におごる人も多いです。
家族・友人・仲のいい後輩に、一度おごる程度なら問題ありません。
しかし度が過ぎてしまうと、ボーナスを使い果たすことも・・・。
酒が入り気が大きくなって、ついつい人におごることも考えられます。
ビジネスマンともなれば、たしかに人付き合いも重要でしょう。
ただしおごるくらいでは人心を掌握できないことを理解しておいてください。
NGな使い方⑤:趣味に使ってすぐ飽きて売る
もらったボーナスで道具をそろえて、新しい趣味を始める人も多かったです。
ただしすぐに飽きて辞めてしまえば、費用がすべてムダになってしまいます。
特に高い道具をそろえただけで、満足してしまってはいけません。
しかし写真を撮ることよりもいつのまにか機材を買うことが目的になってしまい、結局あまり使わなかったので売ってしまいました。結果20万円ほどの損失です。
新しい趣味が一定期間続くまでは、お金をかけないことが大事。
もちろん趣味にのめりこんだ後も、節度を持って取り組みましょう。
「おトクに楽しめる趣味」も、いま一度参考にしてみてください。
ボーナスは貯金しながらでも有意義に楽しく使える!
せっかくのボーナス、貯金やローン返済だけではストレスが溜まりますよね。
ある程度は、自分が楽しめることにお金を使ってください。
多くの人がボーナスを使いたいと思っている、3つのことは以下の通り。
ショッピング | ・ブランド品はセールの多い ネット通販サイトで買う ・家電製品は機能をおさえた ジェネリック家電を買う |
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旅行 レジャー |
・もらったボーナスの金額に あわせて旅行プランを立てる ・格安ツアーを使えば 海外にも旅行できる |
趣味 | ・お金をかけなくても 始められる趣味は多い ・慣れれば実用性が あるものもある ・思考力の向上や スキルアップに つながるものもある |
貯金やローン返済をして残ったお金でも、旅行や買い物を十分に楽しめます。
ボーナスを有効活用して、仕事にもプラスになるようにしましょう。
次のボーナスをもらう際にも、本記事を参考にしていただければ幸いです。